あなたがランニングを始めたきっかけは何ですか?
ダイエットや健康維持のためという人も多いのではないでしょうか?
ダイエットや健康維持のためには毎日走らないと効果がないのでは?とプレッシャーを感じているかもしれませんが毎日走るのはよくないのです(^^)v そう、休息も大事です!
今回はランニングをこれから始める人の頻度について「ランニング毎日走るのはよくない5ポイント!休息日必要4つの理由!」と題して紹介します。
目次
毎日走るのはよくない5ポイント!
1.毎日走らねばとストレスに!休息日で効果的に走ろう
あなたがランニングを習慣化された人であれば毎日練習しても精神的に辛いということはないでしょう。逆に休むと毎日のリズムが崩れるという人もいるでしょう。
初心者や習慣化していない段階で毎日走ることを義務化してしまうとそれがストレスとなり段々と精神状態が追い詰められてしまいます。
あなたが今からランニングを始めようとした時、今はモチベーションの高い状態にあり「毎日走るぞ」と意気込んで取り組めるかもしれませんが、数日たつと疲れがたまって休みたいという気持ちがわいてきます。
疲れやケガの防止にも休息日を作りましょう。辛い思いをすると結局長続きしません!
明日は休息日だと思うと走ることも気合が入りますし、1日休養すれば精神的に楽になり次の日はモチベーションが上がった状態でランニングができますね。
休息日を設けて効果的に練習しましょう!
身体を休めつつモチベーションを維持しランニングと長いおつき合いをしましょう!
長続きするトレーニングはこちらでまとめていますので是非ごらんください。
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2.ケガ・故障のリスクが増えてしまう
ランニングは足腰への負担がかかるスポーツです。無理に走ると特に膝の故障が起きやすいので注意しなければなりません。
初心者やスポーツから遠ざかっていた人は、膝だけでなく腰、股関節、ふくらはぎ、アキレス腱等も痛めることがあります。初心者ランナーの筋肉痛についてはこちらでまとめていますので是非ごらんください。
スポーツを継続的にしている人ならケガのリスクは少ないでしょうが、しばらくスポーツをしていなかった人がいきなりハードなランニングをするとケガや故障の原因になります。
私も昔調子に乗って下り坂でスピードを出して膝痛になりしばらく走れない事がありました。
ランニングは着地時に体重の3倍~4倍の衝撃が足にかかるといわれています。
着地時にかかる力は、瞬 間的には体重の3~4倍 にもなる
まだ筋肉がついていない人や高齢で膝の軟骨がすり減ってきてる人が無理をすると膝痛になり、また痛みをかばおうとして違うところに痛みが出たりします。
健康な状態で走ることでいいフォームも身につきます。痛みがあればそれをかばうことでフォームも崩れてきますので注意しましょう!
陸上競技の選手でもオーバートレーニングにより身体に負荷がかかり、それが蓄積され脚や腰などに痛みが出ることもあります。駅伝選手が疲労骨折になったりしますよね。
毎日走ることで疲労がたまり故障したり転倒してケガをしてはまさに本末転倒です。しっかり休息日を作ることも練習のひとつと思うくらいでちょうどいいでしょう。
仕事を休むのは少し気が引けますがランニングを休むことは決して悪ではありません。しっかり休息日を取って気持ちをリフレッシュしてランニングをしましょう!
3.筋肉の超回復のタイミングを逃してしまう
まずは「超回復」とは何かを知っておきましょう。超回復とは、
強い負荷をかけることで傷つき衰えた筋肉細胞が休息によって回復し、さらに負荷を受ける前よりも筋力が強くなる現象。過負荷から2~4日間が超回復の期間といわれ、その期間に過負荷運動を行い、次の回復を待つということを繰り返すことで筋力を合理的に増強できると考えられている。
引用:goo辞書
ランニングをした後に休養や栄養を摂ることでランニング前より筋力がアップすることが超回復です。超回復のためには2~4日かかるとありますが休養を取らなければ折角の超回復のタイミングを逃してしまうことになります。
しっかりとランニングをしてタンパク質(アミノ酸)や糖分(グリコーゲン)等の栄養を摂り、入浴やストレッチ、睡眠などの休養を取っていい身体の状態にしていきましょう!
毎日練習をして疲れがたまるとケガや故障につながりますよ。但しあまり休息日を摂りすぎると折角ついた筋力がまた元の筋力に戻ってしまいますので休みすぎに注意しましょう!
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4.練習の質が低下してしまう
ランニングを始めた時は3Km走るのもしんどく感じていたのに、慣れてくると段々練習の質にもこだわりが出てきます。
トレーニングを積んでいくと同じ距離を走っても余裕が出てきて速く走りたいとか長く走りたいとかステップアップしたくなり質の高い練習を取り入れるようになります。
インターバル走やLSD(Long Slow Distance:ロング・スロー・ディスタンス)等のトレーニングや筋トレを取り入れたりしますよね。LSDについてはこちらをご覧ください。
毎日走るとなると疲労が蓄積し結局集中したトレーニングができず、結局練習の質が低下してしまいLSDや長距離走ができません。
折角ランニングをするなら少しでもいい記録が出る練習をしたいものです。そのためにも休息日を入れることは大切ですね!
5.筋肉のダメージが大きい
あなたが初心者または久しぶりにランニングをする場合、特に気をつけてもらいたいのが筋肉のダメージです。
ランニングがある程度習慣化している人は筋力もついているはずですからよほどハードなことをしなければ筋肉のダメージは少ないでしょう。
初心者は筋力が低下した状態なのでいきなり毎日ランニングをすると筋肉のダメージが大きく筋肉痛で階段の上り下りが辛くなったり、普通に歩くことさえできなくなったりします。
身体が慣れるまでは筋肉痛にならない程度の軽めのランニングから始め筋力をつけていくようにしましょう。
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休息日が必要な4つの理由
1.ケガのリスクが少なくなる!
毎日走るより、休息日を入れて身体を休ませるとリフレッシュできケガのリスクが少なくなります。
特に初心者であればケガや故障の防止のためにも焦ることなく週に2,3日ぐらいのランニングから始め徐々に1日置きぐらいに練習日を増やしていくようにしましょう!
特にダイエット目的の人は早く結果を出したいために毎日走ろうとする人がいますが、ケガや故障して結局走れなくなるとダイエットどころではありません。ケガや故障をしないように休息日を取りましょう。
2.精神的に楽になる!
毎日走るというのは意外と辛いものです。モチベーションをアップし続けるためには休息日を取って精神的にリフレッシュすることが大事ですね ♪
休息日を入れることで「今日走ったら明日は休み!」、「昨日休んだから今日は走るぞ!」と気合が入るものです。
精神的に辛いとせっかく始めたランニングが長続きしませんね!ストレスなくランニングを楽しみましょう!
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3.有酸素運動の脂肪燃焼効果を期待できる!
1日置きのランニングでも有酸素運動の効果が積み重なっていくので脂肪燃焼効果が期待できます。
1週間間隔が開いてしまうと有酸素運動の効果が下がってしまうので休息のスパンの長すぎには注意しましょう!
4.トップランナーもメリハリをつけて疲労回復!
マラソンのトップランナーであれば練習を欠かすことほぼありませんが、毎日全力で練習しているわけではありません。
トップランナーはメリハリをつけて練習をしています。休息日に当たる日は疲れを取るためゆっくり走ることで調整しています。
トップランナーは一般人に比べて余裕があるためゆっくり走ることでも疲労が回復するのです。
ダイエットや健康維持のためにランニングを始めた人であれば休息日を作って疲労回復に努めましょう。
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休息日の過ごし方を考える!
休息日ですので何もしないことが基本となりますが、少し余裕のある人は休息日の過ごし方について考えましょう!
- 完全休養
疲労が激しいと思えば完全休養しましょう。筋肉に疲れを感じるときは軽めのストレッチをしてゆっくりお風呂に入り疲労回復に努めましょう。
- 積極的休養
疲労具合が少しの場合は軽くウォーキングをしたりスロージョギングをするなど「積極的休養」をすることもおすすめです。
軽く体を動かすことで血行が良くなり疲労が抜けやすくなります。やりすぎだけは注意しましょう!
- 軽めの筋トレ
エネルギー消費量の少ない日にする筋トレは効果があります。疲労感のない日の休息日には軽めの筋トレをおすすめします。但し、こちらもやりすぎには注意しましょう!
毎日ランニングするメリットはないのか?
毎日ランニングすると当然消費するカロリーが多くなるのでダイエット効果があがります。
ところが初心者ならケガや故障のリスク、精神的なプレッシャー等から長続きしない人が多いのも事実です。
ダイエット目的の人は最初から毎日走ろうとせず、ランニングが習慣化できるようになってからが良いでしょう。
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ランニング毎日走るのはよくない5ポイント!休息日必要4つの理由!まとめ
ランニングをすることで健康維持やダイエットにつながるのは間違いないです。が、長続きしなければ意味がありません。
毎日走ることにプレーッシャーを感じると長続きしない原因のひとつになります。休息日をつくりランニングを楽しみましょう。
今回は「ランニングを毎日走るのはよくない5ポイント!休息日必要4つの理由!」と題して紹介しました。マラソン完走のために始めた経験話はこちらでまとめていますのでご覧ください。