東寺の桜ライトアップ駐車場はある?混雑予想と評判も調査!

 

世界遺産に指定されている東寺は意外にも桜の名所でもあります。

特に「不二桜」と名付けられた八重紅しだれ桜が有名ですね!「不二桜」は近年(2006年)に移植されたものなんです!ライトアップはいつなのでしょう?駐車場や混雑も気になりますね。

東寺には不二桜の他にも河津桜やソメイヨシノなどの桜が約200本あります。

今回は、「東寺の桜ライトアップ駐車場はある?混雑予想と評判も調査!」と題して東寺の桜についてご紹介します。

 

スポンサーリンク

東寺の夜桜ライトアップ駐車場はある?

東寺では桜の時期にライトアップが実施されます。お昼に鑑賞する桜もきれいですがライトアップされた桜は幻想的な美しさを演出してくれます。予約は必要ありません。

 

ライトアップ&駐車場

♦ 夜桜ライトアップ(金堂・講堂夜間特別拝観) 

2024年3月16日(土)~4月14日(日) 
 18:00~21:30(21:00受付終了)
・金堂・講堂 18:00~21:30(21:00受付終了)  
・大人・高校生:1000円 中学生以下:500円

♦ 東寺の駐車場

・料金:2時間ごと 600円、以降1時間ごと 300円
・台数:約50台
※ 毎月21日に実施される「弘法市」の日は開放されません
※ 新春特別拝観中は特別料金になります。(1月1日~1月9日)

 

桜の時期の駐車場は常に満車状態で、駐車待ち覚悟で行ってください。できるだけ電車をおすすめします。最寄り駅は近鉄東福寺駅で徒歩8分くらいですが、京都駅から歩いても15分程なので、バス待ちするより早いかもしれません。

3月21日は弘法市のため、駐車できませんが多くの出店と早咲の河津桜が楽しめる可能性が高いです。2024年のライトアップは18時からです。

 

東寺の桜2024の見頃時期

 

 

東寺の「不二桜」は弘法大師の不二の教えから命名された八重紅しだれ桜で、多くの人がこの桜を見に訪れます。その他の桜もきれいに咲きますがせっかく訪れるなら見頃の時期に合わせて行きたいものですね。

不二桜の見頃は、例年3月の下旬から4月の上旬なので2024年は、例年通りであれば3月の中旬から咲き始め、3月末には満開になるでしょう。

河津桜は早咲きの桜なので例年、3月の中旬にはすでにほぼ満開になりますが、不二桜の見頃とは少しずれてしまいます。

 

 

気象条件で時期が前後する場合があるので最新の情報をチェックしましょう。

 

 

4月8日のライトアップされた満開の桜です。葉桜になりかけていたようですね↑↑↑

 

スポンサーリンク

 

昼間の東寺の桜

 

 

五重塔と見事な満開の不二桜です。

 

 

やはり五重塔が入ると映えますね。

 

ライトアップされた東寺の桜

 

 

不二桜がライトアップで浮かび上がるように映っています。やはりライトアップされた桜は幻想的になり昼間とはまったく違った美しさをみせてくれます。

 

 

五重塔が桜をまとっているようです。

 

 

同じ五重塔と桜でも撮影する位置で少し趣が変わった写真となりますね。

 

こうして日中の桜とライトアップの桜とを見比べてみると同じ五重塔と桜のツーショットであっても、それぞれに良さがありどちらがいいか甲乙つけがたいですね。

できれば昼間の桜もライトアップ桜もみてみたいものです!

東寺公式サイトはこちらをご覧ください。

 

スポンサーリンク

 

東寺の不二桜とは

不二桜という名前は、弘法大師の「不二の教え」から命名されました。

「不二の教え」とは「二つと無い貴重な教え」という意味です。二つと無いとは「代わりになるものがない」、「ただ一つしかない」、「かけがえのない」という意味。

不二桜は「代わりになるものがない、ただ一つのかけがえのない」桜ということでしょうか!

不二桜はもともと岩手県盛岡市の旧家に植えられていましたが、その後秋田県や三重県に移植されてきた桜です。

弘法大師入唐求法(にっとうぐほう)の旅より帰朝(帰国の意味)されてから1200年を記念として、平成18年(2006年)東寺へ寄進されました。

この不二桜の品種は八重紅しだれ桜で、高さが13m・枝張り10mの大きさを誇り、移植可能な桜として最大級のものです。

もう一つ入唐求法(にっとうぐほう)とは何でしょうか?

入唐(にっとう)とは、仏法を求め唐に渡ること、求法(ぐほう)とは仏の教えや悟りの道を求めることです。つまり仏法に特化した遣唐使といえますね!

平安前期に入唐して密教を請来した8人の僧入唐八家と呼びます。

8人の僧とは「最澄」「空海」「常暁」「円仁」「円行」「恵運」「円珍」「宗叡」の僧をさします。

つまり真言宗の開祖である弘法大師空海はそのひとりですね。

804年入唐し2年後の大同元年(806年)10月に空海は博多津に帰着しています。

つまり帰着から1200年後を記念して2006年に不二桜は東寺に寄進されたのです。

 

 

スポンサーリンク

西寺はあったのか?

東寺があるのであれば西寺もあったのでしょうか?

もちろん平安京造営当時東寺と規模を同じくする西寺はありました。西寺にも五重塔がありました。
東寺から西へ1.4kmほどのところに西寺跡があります。

西寺跡所在地:〒601-8466 京都府京都市南区唐橋西寺町 西寺児童公園

 

西寺跡の礎石

 

東寺は真言密教の根本道場として発展し、西寺は全国の寺院や僧尼を統括する「僧綱所(そうごうしょ)」が置かれ天皇の国忌を行う「官寺」として発展したのですが、国家の財政が破綻し全国の「官寺」は廃寺となり西寺もその運命を辿ったのです。

現在は講堂跡に「史跡西寺址」の石碑があり、金堂跡には礎石が3つあるだけです。

 

 

 

 

スポンサーリンク

東寺の桜 混雑予想

東寺の桜の時期は平日で昼間なら特に大きな混雑もなくみられますが、土日は昼間でも少し混雑が予想されます。ただし人が多すぎてゆっくりみられないというほどの混雑にはならないでしょう。

ライトアップには多くの人が訪れ特に4月の第1土曜と日曜は東寺の周りに行列ができます。

土日にライトアップをみに行くのなら時間をずらして遅い時間に行くほうがいいかもしれません。

 

 

土日の19:00頃は、かなりの行列ができるくらいの混雑を覚悟して行った方がいいでしょう!ですが、金堂・講堂夜間特別拝観は、夜桜ライトアップとともに価値がありそうです。

ライトアップ桜は平日でも行列ができる日もあります。

 

スポンサーリンク

東寺の基本情報

  • 住所:京都市南区九条町1番地
  • 電話:075-691-3325
  • 開門時間:開門5:00 ~ 閉門17:00
  • 拝観時間:金堂・講堂 8:00~17:00(16:30 受付終了)

宝物館・観智院 9:00~17:00(16:30 受付終了)

  • 拝観料:境内 無料  
    金堂・講堂 500円(特別公開は800円) 
  • 境内  東寺の境内についてはこちらをご覧ください
  • 地図

 

 

 

スポンサーリンク

東寺までのアクセス

 

電車利用

  • 近鉄京都線「東寺駅」から徒歩約8分(最寄り駅)
  • JR「京都駅」八条口から徒歩約15分 (1.2km)
  • JR「京都駅」八条口から市バス利用の場合

・78系統(久世工業団地ゆき)約9分「東寺南門前」下車すぐ 
・16系統(南区総合庁舎・九条車庫ゆき)約5分「東寺西門前」下車すぐ  
・19系統(中書島 横大路車庫ゆき)約9分「東寺南門前」下車すぐ 

  • 阪急電車「大宮駅」から市バスを利用

・18系統(大宮通 久我石原ゆき) 約10分 「東寺東門前」下車すぐ
・71系統(東寺 京都駅八条口アバンティ前ゆき) 約10分 「東寺東門前」下車すぐ
・207系統(九条大宮・九条車庫ゆき) 約10分 「東寺東門前」下車すぐ 

 

車利用

  • 京都東I.Cからのアクセス

 

 

国道1号線経由の一般道で10.7Km 約26分です。

 

  • 京都南I.Cからのアクセス

 

 

京都南I.Cから国道1号線経由の一般道で3.4Km 約9分です。

 

スポンサーリンク

 

弘法市とは?

 

弘法大師空海のご遺徳をしのび、御影堂での御影供みえいくの法要に多くの人がお参りするようになりました。
やがて、ご参拝する人々のために「一銭一服」の茶屋が店を開きました。

それから700年あまり。毎月21日、境内は1000店近くの露店で賑わい、弘法市として親しまれるようになりました。

やがて、毎月21日の法要に人が集まり、茶屋が店を開くようになりました。団子や、薪や炭、鍋釜といった日用品も売られるようになり、700年以上の歳月を経て、いまのような賑やかな弘法市となりました。
いつしか、弘法大師空海は「弘法さん」と親しみを込めて呼ばれるようになり、21日は、弘法さんの日になりました。

 東寺の弘法市については⇒⇒東寺出店運営委員会公式サイトをご覧ください。

 

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

S.Okuda(@s.okuda.7)がシェアした投稿

 

 

スポンサーリンク

東寺の桜の見頃とライトアップ まとめ

東寺に咲く河津桜は早咲きのため3月の中旬すぎには満開になります。毎年3月21日の弘法市には河津桜がきれいに咲いています。

弘法大師の不二の教えから命名された八重紅しだれ「不二桜」の見頃は、3月の下旬から4月の初旬です。

東寺は世界遺産に指定され国宝である五重塔や金堂大師堂(御影堂)が有名で、桜の名所としてのイメージがあまりないかもしれませんが五重塔を背景にした不二桜は一見の価値があります!

夜のライトアップも他の名所に劣らない美しさがあり人気です。

二条城の桜ライトアップ情報こちらをご覧ください。

 

スポンサーリンク