勝敗や運命の分かれ目を天王山といいますよね。大河ドラマの主人公となった明智光秀ともゆかりがあり天王山ハイキングが注目を浴びました。
ハイキングコースとしても人気の天王山は低山なのでだれでも楽に登れます。
今回はJR山崎駅をスタートし、宝積寺(ほうしゃくじ)の登山口から天王山山頂を目指します。
下りは山崎聖天観音寺の登山口に出て、JR山崎駅に戻るコースの紹介です。ファミリーハイキングにもぴったりですよ!
行程時間は宝積寺に立ち寄り、「秀吉の道」解説を見ながらゆ~っくり歩いて3時間足らずです。
羽柴秀吉や明智光秀とも関わりのある天王山を歩いてみませんか?
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目次
天王山ハイキング:JR山崎駅出発
JR山崎駅から出発です。駅にはトイレがあります。(この後、宝積寺にもトイレがあります)
駅の改札を出て、左(京都方向)へ進みます。
踏切を渡り、今回のコースはそのまま真っすぐに坂を上っていきます。
少し進むとマンホールのふたにも「いざ、天王山!」のキャッチコピーが!
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天王山ハイキング:宝積寺から旗立松展望台へ
宝積寺の仁王門に着きました。JR山崎駅から8分です。
山崎の戦いで秀吉の本陣が置かれたのが宝積寺です。宝積寺には秀吉が、山崎の合戦で亡くなった人を弔うため一夜で建立したと伝えられる三重塔が現存しています !
仁王門をくぐると、ここにも観光トイレの案内があります。
トイレの反対側には、秀吉「一夜の塔」があります。桃山時代に秀吉が山崎の合戦で亡くなった人を弔うため一夜で建てたと伝えられている三重搭が重要文化財に指定されています。
宝積寺の本堂へと進みます。
本堂にも天王山とかかげられています。
1582年、本能寺の変のあと、羽柴秀吉の中国大返しを知った明智光秀は男山城と山崎城へと先に陣を張りましたが結局退却し、そのあと羽柴秀吉が高所で有利なここ山崎・宝積寺に本陣を置いたのです。
境内には秀吉の出世石があります。
色々なおみくじがありますね!
令和2年のネズミのおみくじ付の張子もありました!
御朱印も3種類ありますよ! 初穂料300円 御朱印帳
本殿に向かって右に登山口があります。
青木葉谷広場に着きました。登山口から9分です。
青木葉谷広場を出るとすぐに、山崎聖天観音寺の登山口からの道と合流します。
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天王山ハイキング:旗立松展望台
旗立松展望台に着きました。
展望台からは天王山の戦いの陣営が偲ばれます。
旗立松には山崎の合戦の地の石碑や案内板が設置されています。
天王山ハイキング:十七烈士の墓
幕末の「禁門の変」に敗れ、天王山に立てこもった長州藩士ら17名の墓に到着!
幕末の1864年、禁門の変では尊皇攘夷派の真木保臣をはじめとする十七烈士らの陣地となりました。
天王山ハイキング:酒解神社(さかとけじんじゃ)
十七烈士の墓をあとにし、8分ほどで酒解神社に出ます。
酒解神社の奥を上っていきます。
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天王山頂上へ
左の方へ登っていきます。
天王山の頂上に着きました。酒解神社から10分です。
頂上は木々に囲まれていて眺望はよくないです。
あちこちに礎石があります。
頂上にも、陶板絵図「秀吉の道」があります。コース上には、天下人となった豊臣秀吉を解説した陶板絵図「秀吉の道」が数か所にあります。大坂城が完成するまで、秀吉は山崎城を本拠地としていました。
一段下の広場の奥に、山崎城の井戸跡がありました。
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天王山ハイキング:下山~JR山崎駅
天王山頂上からは途中まで登ってきた道を戻り、三社宮の祠で左へ進みます。
十七烈士の墓を通りすぎ、旗立て展望台に戻ります。
分岐で左の観音寺の方へ進みます。
山崎聖天観音寺の鳥居に出ます。
山崎聖天観音寺の登山口に出ます。
向かいの桜の広場公園に公衆トイレがあります。
ここの公園からは、ベンチに座ってJRの電車や新幹線をみることができます。
キティちゃんの車両「ハローキティはるか」もみられました!
公園の隣には、瓦窯跡の史跡公園が造られています。ベンチがたくさんあるので鉄道ファンのてっちゃんにも人気が出そうな場所ですよ。
公園から10分程でJR山崎駅へ戻ります。
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天王山ハイキング まとめ
「天下分け目の天王山」の由来となった天王山は、羽柴秀吉と明智光秀が激戦を交わした山崎の戦いが偲ばれる山です。
低山なので、親子やファミリーでも楽しく登れる山ですよ!
新型コロナの影響で運動不足気味な方でも安心して登れるコースです。秀吉時代の歴史にもちょっぴり触れることができますよ。
今回は、宝積寺から登る天王山ハイキングコースを紹介しました。
別のコースも紹介していますのでこちらもご覧ください。
天王山ハイキングの別コースは⇒天王山ハイキング初心者詳細ルート、電車利用&駐車場案内も!
大阪で景色のいい飯盛山の記事は⇒⇒⇒こちらをご覧ください
大山崎町観光サイトは⇒⇒⇒こちらをご覧ください
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