天下分け目の天王山ということばでよく知られている「天王山」はハイキング初心者にぴったりの低山で標高は、わずか270mしかありません。
電車利用でも駐車場利用でもJR山崎駅からのスタートです。
羽柴(豊臣)秀吉と明智光秀が覇権をかけた山崎の戦、天下分け目で有名な天王山へあなたも登ってみませんか?親子ハイキングにもぴったりですよ!
今回は天王山ハイキングの初心者詳細ルートを案内します。
スポンサーリンク
目次
天王山ハイキング
今回は、JR山崎駅から山崎聖天横にある天王山登山口から頂上をめざし、下りは奥の山展望広場に立ち寄り、小倉神社を抜けて阪急西山天王山駅に出るコースです。
車利用の場合でも電車を利用して戻ってこられます!
山行は、2019年6月16日で、昼からゆっくり出発し距離は約6Km、行程時間は2時間47分(12分のおやつタイムを含む)でした。 午後からのゆっくり出発で、帰りのビールタイムにちょうど良い時間になりました!
車利用の場合
車利用の場合はJR山崎駅の踏切の所に 「タイムズJR山崎駅前」があるのでそちらを利用し、下山後に阪急西山天王山駅から阪急電車の大山崎駅まで乗車し、徒歩3分でJR山崎駅の駐車場に戻れます。
駐車料金は、1時間200円で最大入庫後24時間800円です。(2021年9月30日現在)
電車は10分ごとにあり、所要時間2分で運賃は150円です。下車する阪急大山崎駅からタイムズJR山崎駅前までは、徒歩3分ぐらいです。
スポンサーリンク
天王山ハイキング~JR山崎駅出発
JR山崎駅から出発です。
駅のトイレを利用させてもらいました。トイレットペーパーは、設置されています。
JR山崎駅の改札を出て左に進みます。
出発は13:54です。
すぐに踏切があるので左に曲がり踏切を渡ります。 この踏切の横に タイムズJR山崎駅前 があります。
踏切を渡ったら右に曲がり線路沿いを進みます。
住宅街を進んで行きます。
スポンサーリンク
天王山ハイキング登山口
しばらく行くと山崎聖天観音寺横の天王山登山口に出ます。右側に公園があり公園には、公衆便所があります。 トイレットペーパーはありました。
天下分け目の天王山登山口の石柱の案内が立っています。
JR山崎駅を出発して天王山登山口まで11分です。
右側が山崎聖天観音寺です。登山コースはまっすぐに登って行きます。
少し進むと、倒木が道を塞いでいました。6月11日にもここに来たのですが、こんな倒木はありませんでした。
昨年9月の台風21号でこの天王山も相当被害があったようですが、徐々に整備され、歩きやすくなってきていたので、 こんな倒木が今になって道を塞いでいるなんてビックリです。
よく見ると、左端の方が通れそうなので慎重に倒木を越えました。
現在はこの倒木も撤去され綺麗に整備されています。
倒木を越えるときれいに整備された道が続きます。
進んで行くと左側からの合流がありますが、そのまままっすぐ進みます。
スポンサーリンク
天王山ハイキング~旗立松展望台
道なりに進むと酒解(サカトケ)神社の鳥居があり、この鳥居の左側に東屋が、右側に旗立松展望台があります。
JR山崎駅から旗立松展望台まで32分、天王山登山口から21分です。
展望台に登ってみました。京都方面が一望できます。
この展望台の名前の由来となった旗立松と、説明が書かれた案内板があります。
酒解神社の鳥居をくぐった左手に、大きな陶板絵図が2枚設置されています。
この陶板絵図は、天下分け目の戦いが行われたこの地にちなんで、大山崎町がこのハイキングコースを「秀吉の道」と名付け、作製した6枚の陶板絵図のうちの2枚です。
展望台からの景色や陶板絵図を見納め、道なりに先へ進んで行くと分岐に出ますが、今日はまっすぐ進みます。
スポンサーリンク
十七烈士の墓
すぐに階段が見えてくるので登ります。十七烈士の墓があります。
JR山崎駅から40分で、旗立松展望台から8分です。
十七烈士の墓は、禁門の変(1864年)の時、戦いに敗れ天王山中で自刃した17名が眠る墓ということです。
禁門の変と大山崎(天王山の十七烈士)について書かれた案内板がありました。
天下分け目の戦いと、禁門の変とは時代が全く違いますが、どちらも歴史上有名な出来事です。
有名な出来事がこの天王山に関わっていたと改めて考えると、感慨深いハイキングです!
お墓に手を合わせ登ってきた階段を下り先へ進みます。
しばらく進むと祠が見えてきます。
3つの神様を祭っている祠
天照大神(アマテラスオオミカミ)、月讀大神(ツキヨミノオオミカミ)、蛭子神(エビスノカミ)を祭っています。
祠の前で手を合わせ先へ進みます。
すぐ先にまた陶板絵図がありました。
スポンサーリンク
天王山ハイキング~酒解(サカトケ)神社
その先が酒解(サカトケ)神社です。
酒解神社です。歴史を感じる神社です。
酒解神社の由来が書かれた案内があったので読んでみると、1300年以上経っています。
酒解神社の前を先へ進みます。
緩い登りが続きます。
さらに進むと先に分岐が見えてきました。
スポンサーリンク
天王山頂上到着
左側の天王山頂上と案内されている方に進みます。
すぐにまた分岐がありますが、今度も左側の天王山頂上と案内されている方に進みます。
14時53分、頂上に到着です。 JR山崎駅から写真撮影しながら59分です。
天王山 頂上 標高270.4メートルの案内柱が立っていました。
山頂は山崎城跡です。
天王山の歴史のマップです。
陶板絵図もありました。
木々の隙間から少し展望の開けた場所がありました。
頂上からは登ってきたところを下りて、分岐に出て来た方向と反対方向に進みます。
白い案内柱がありますが、反対側を見ると「小倉神社 柳谷方面」と書かれていますので、そちらの方に進みます。
小倉神社 柳谷方面に進んだ先はこんな感じです。
平坦な道が続きます。
更に進むと分岐がありますが右側の道を進みます。
更に道なりに進みます。途中分岐のような道になりますが、どちらを通っても同じ道に合流します。
天王山下山~奥の山展望広場
合流の先をさらに進んで行くと、奥の山展望広場という案内板があったので、行ってみました。
中に入っていくと下りです。
展望広場に到着したら、ちょうど虹が出ていました。
天王山頂上から30分です。
写真を撮って、もと来た道に戻り先へ進みます。
道なりに進んで行くと分岐に出るので、右に進みます。
左は水無瀬の滝方面です。
スポンサーリンク
天王山下山~休憩所
ベンチが置かれた休憩所があったので、おやつタイムにしました。
ここの温度計は22℃となっていました。
おやつタイムを終了し、ここから小倉神社方面へ下って行きます。
しばらく道なりに進みます。
そのまま道なりに進むと沢沿いの道になります。
小倉神社到着
道なりに下りて行くと小倉神社に到着しました。
JR山崎駅を出発してから2時間23分です。
小倉神社に参拝後、下りて行くと小倉神社の駐車場(参拝者用)に出ました。
この駐車場に新設のトイレがありました。もちろんペーパーもあります。
駐車場から鳥居をくぐり、先を進みます。
スポンサーリンク
阪急西山天王山駅へ
参道を抜けると、一般道の住宅街に出た後、阪急西山天王山駅を目指します。
住宅街を進んだ先の交差点を、右に進みます。
下って行った先を左に進みます。
そのまま道なりに進みます。
しばらく行くと右手に踏切が見えてきました。
踏切の手前を左に入って、線路沿いを進みます。
線路下をくぐると阪急西山天王山駅に到着しました。
出発のJR山崎駅から阪急西山天王山駅まで2時間47分(12分のおやつタイムを含む)で、小倉神社から24分です。
今日はここから、梅田に出て夕食をします。美味しいビールが飲めそう。笑
スポンサーリンク
天王山ハイキング まとめ
JR山崎駅(13:54) → 天王山登山口(14:05) → 旗立松展望台(14:26) → 十七烈士の墓(14:34) → 酒解(サカトケ)神社(14:43) → 天王山頂上(14:53) → 奥の山展望広場(15:30) → 休憩所(15:39) → 小倉神社(16:17) → 阪急西山天王山駅(16:41)
このハイキングコースは、整備のされたコースで、初心者や親子登山・ファミリー登山に最適です。
旗立松展望台や奥の山展望広場もあり、低山にもかかわらず綺麗な展望が望めます。
みなさんも是非、天王山に登って下さい。歴史を感じますよ!
宝積寺から天王山に登るコースも紹介してるのでご覧ください。
※天王山宝積寺コースは⇒⇒⇒天王山ハイキングコース、初心者おすすめ!明智光秀も通った道!?
※大阪で景色のいい飯盛山の記事は⇒⇒⇒こちらをご覧ください
※天王山ハイキングサイトは⇒⇒⇒こちらをご覧ください
スポンサーリンク