スイスアルプス5大名峰の旅ブログ7日目はゴルナーグラート展望台(3089m)に行き、マッターホルンをはじめとする4000m級の山々や氷河の絶景を楽しみます。
絶景を見た後、ローテンボーデン駅(2815m)に戻り、ここからマッターホルンを眺めながら約2.2Km下ったリッフェルベルク駅(2582m)までハイキングです。
山上湖リッフェル湖では逆さマッターホルンがバッチリみられました!午後は、自由行動で別のハイキングにトライ!
7日目も盛りだくさんの内容なので是非ごらんください。
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目次
スイスアルプス5大名峰の旅7日目の行程
まずは早朝、ツアーの前にホテルから歩いてマッターホルンの朝焼け(モルゲンロート)を見に行きました!絶対行ってくださいね。
7日目ツアーまずは、ツェルマット駅(1631m)からゴルナーグラート登山列車に乗り、ローテンボーデン駅(2819m)まで上ります。
駅の少し上にあるゴルナーグラート展望台(3089m)に行き、マッターホルンをはじめとする4000m級の山々や氷河の絶景を楽しみます。
絶景を見た後、ローテンボーデン駅(2815m)に戻り、ここからマッターホルンを眺めながら約2.2Km下ったリッフェルベルク駅(2582m)までハイキングです。
山上湖リッフェル湖では天気が良く風がなければ逆さマッターホルンが見られますよ。
約1時間30分でリッフェルベルク駅に到着し、ここで解散となり各々散策や下山してショッピングを楽しみます。
私たちは添乗員さんおすすめの、 リッフェルアルプリゾート へ行きました。リッフェルアルプ駅まで列車で下り「リッフェルアルプリゾート2222m」というホテル前で昼食を摂り、ハイキングを楽しみながら ツェルマットまで 戻ります。
その後ツェルマットからケーブルカーでスネガ(2288m)まで登り、マッターホルンを眺めた後、夕食に出かけます。
ちょっとハードな内容の濃い7日目でした。 詳しく紹介しましょう。
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モルゲンロート(朝焼け)
今日はツアーの前に、朝焼けのマッターホルンを見に行きました。マッターホルンを綺麗に望めるポイントに5時15分頃到着し、朝日が昇るのを待ちました。
話をしながら待っていたら、5:38マッターホルンの先が朝日で赤く染まり始めました。 燃えているようなオレンジ色です。

まるで、強い火で熱せられた鉄のような色です。
ちょっと目を離すと、あっという間に染まった面積が広がっていくので目が離せません。5分後にはここまで染まった部分が広がりました。

10分後には半分近くまで染まりました。

15分後には右側の山裾がすべて染まってしまいました。

25分後にはマッターホルン全体が朝焼けに包まれました。

今日のように朝焼けで山が赤く染まることをモルゲンロートといい、夕焼けの時はアーベンロートというそうです。
朝焼け。朝日の出る前に山がバラ色に美しく染まること。アーベンロートAbendrot(夕焼け)とともに、山がもっとも美しく見えるときの一つである。
引用:コトバンク
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出発
7:45集合しツェルマット駅から登山列車に乗りゴルナーグラート駅に向かいます。ツェルマットの街中には姉妹都市の妙高高原や京都のプレート等がありました。


ツェルマット駅で今日のハイキングのガイドと合流しました。今回は女性の日本人ガイドです。

この時間になると、早朝見たモルゲンロートのマッターホルンではなく普段目にするマッターホルンです。

標高が高くなると山も険しくなり雪もたくさん残っています。

約45分でローテンボーデン駅(2815m)に着きました。

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ゴルナーグラート展望台
ローテンボーデン駅からゴルナーグラート展望台までは徒歩で登ります。快晴で日差しがきつくこの時期にしては、凄く暑いとガイドさんが言っていました。 やはり熱波到来の影響です。

女性初のアルプス三大北壁登攀(とうはん)に成功した今井通子さんの写真パネルがマッターホルンを背景に掲げられていました。同じ日本人として誇らしく感じました。
今井 通子(いまい みちこ、1942年2月1日- )は、東京都出身の医師・登山家。女性初のアルプス三大北壁登攀に成功。東京女子医科大学泌尿器科非常勤講師。日本泌尿器科学会指導医・専門医。医学博士。株式会社BSフジ番組審議会委員。
引用:ウィキペディア

ゴルナーグラート展望台では、マッターホルン(4478m)、モンテローザ(4634m)、ゴルナー氷河、ドム(4545m)、テーシュホルン(4491m)などの4000m級の山々の絶景が360°見渡せます。




写真ではわかりにくいですが、ゴルナー氷河の幅は2Kmもあるそうです。
ドムの右の高く見える山はテーシュホルンで4491mです。ドム(4545m)の方が高いのですが遠近の関係でドムの方が低く見えます。
展望台にある建物はホテルです。こんな高い所にホテルなんてちょっと贅沢な気がします。
このホテルは「3100クリムホテルゴルナーグラート」といい、日本の富士山の山小屋とは違い本格的なホテルです。
絶景の見える部屋に一度は泊まってみたいものですね。
この建物の入ったところにチョコレートで作ったマッターホルンが飾ってありました。
重さが標高に合わせ4478gなんてシャレていますね。

建物から出たところの景色も素晴らしいです。

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ハイキング1
ここからローテンボーデン駅まで下りて、いよいよマッターホルンを眺めながらハイキングです。

緩やかな下りが続くハイキングコースです。

”マッターホルンと数々の雪山” と ”真っ青な空” と ”緑の絶景” を見ながらの最高のハイキングコースです。

リッフェル湖に着きました。風もなく水面は穏やかで波もなく見事に「逆さマッターホルン」を撮ることができました。

順番に記念写真を撮り先へ進みます。
快晴の空とマッターホルンの景色に飛行機雲がアクセントになってくれました。

もう一か所、湖がありました。少し波があり、くっきりとした逆さマッターホルンは映りませんでした。

少し進むと、右に展望台から見えたドムとテーシュホルンが望めます。

更に行くと丸い穴がありました。ガイドさんによるとゴルフのグリーンのカップだそうです。難しかったのか普通のカップより相当大きく70センチ程あるようです。

マッターホルンイーグルカップという大会のようですが、今も開催されているのかはわかりませんでした。2009年に第18会大会があったのは間違いないようです。
リッフェルベルク駅に着きました。

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昼食
ここでハイキングは終了となり、この後は自由行動です。私たちはまずガイドさんおすすめの、リッフェルアルプ駅にあるホテルで昼食を摂ることにしました。
リッフェルベルク駅から隣のリッフェルアルプ駅まで登山列車に乗りました。駅には リッフェルアルプ リゾートまでの送迎用のトロッコ電車がありましたが、歩いてホテルに行きました。



リッフェルアルプ駅から歩いて10分もかからずホテルに着きました。このホテルは「Riffelalp Resort2222m」(ザ・リーリングホテルズ・オブ・ザ・ワールド)で、マッターホルンが目の前です。テラス席でサンドイッチとビールを注文しました。 マッターホルン前でいただくビールは最高でした!
このホテルは、「ザ・リーリングホテルズ・オブ・ザ・ワールド」というアメリカ合衆国を拠点とした世界的なホテル協会で日本では、帝国ホテル東京やパレスホテル東京が加盟しています。
引用:ウィキペディア




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ハイキング2
ここから登山列車でツェルマット駅まで乗るつもりだったのですが、ハイキングコースがあることを知り、ツェルマットまで歩いて下りることにしました。

木立の間を抜けたり、開けた所にマッターホルンが見えたり変化があって面白いです。


ハイキングコース上にはちゃんと案内板が設置されているので安心です。

標高が下がってくるとまた違った山の景色が見られたり、谷間にある川が激しく流れていたりするのが見られ、ハイキングで下りた甲斐があります。


ツェルマットの街が見えてきました。

ツェルマットまで下りてきました。リッフェルアルプからゆっくり下りて約2時間のハイキングでした。 夕食時まで時間があるので、別の展望台に向かいました。
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スネガ展望台
ツェルマット駅まで下りてきて、さらにスネガ展望台に登るためのケーブルカーの乗り場に向かいます。

チケットを購入後、トンネルを抜けケーブルカーでスネガに登りました。



スネガで見るマッターホルンです。絶景の見える場所にレストランがあります。

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ツェルマット街散策&夕食
スネガからツェルマットに下りてきて街を散策していると馬車が通り過ぎて行きました。
馬車が街中を走ることは日本では珍しいのでつい写真を撮ってしまいます。

散策を続けているとアルプホルンを吹いているひとたちを見かけました。。実際にアルプホルンを吹いているところを見るのは初めてなので、いい思い出になりました。

このあとイタリアンレストランに行きました。「Ristorante Pizzeria Grampi’s」をネットでチョイスしました。

選んだのは「ムール貝とアサリとトマトのパスタ」と「マルゲリータピザ」そしてビールです。


注文の仕方が悪かったのか1杯目のビールはグラスで運ばれてきました。

2杯目はジョッキで注文です。

とても美味しいムール貝のパスタでした。
街中の大きなアルプホルンとマッターホルンの2ショットです。

本日は、このままホテルに帰り就寝、、、
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スイスアルプス5大名峰の旅7日目 まとめ
ゴルナーグラート展望台の360°のパノラマは大絶景でした。
マッターホルンはもちろんモンテローザ、ゴルナー氷河、ドムやテーシュホルン等の4000m級の山群を見渡せるのはなかなかない機会です。
緩やかな下りのハイキングなので足に自身のない人でも楽しむことができます。
逆さマッターホルンが撮れたり綺麗な景色を見ながらのハイキングなのであっという間の2Kmでした。
ガイドさんに教えてもらったリッフェルアルプ リゾートに行って絶景のロケーションで昼食を摂り、マッターホルンを眺めながらのビールは最高でした!
そこから楽しくツェルマットまでハイキングができて有意義な自由時間になりました ♪
スネガから見る景色もまた素晴らしく、快晴の天気に感謝です。
夕食のイタリアンレストランのパスタやピザも美味しかったし、ハイキングをしたあとのビールは格別でした。
皆さんもスイス旅行の際は、ツェルマット観光は外さないで下さい!
明日がこのツアーの最終日です。8日目も締めくくりの絶景に案内します。
スイスアルプス5大名峰の旅まとめ記事はこちらで詳しく紹介していますのでご覧ください。
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