スイス旅行8日目の行程
スイス旅行8日目は、ツェルマットをあとにしフランスのシャモニーに移ります。
ツェルマット駅から列車でテーシュ駅に行きバスに乗り換えてフランスのシャモニーに向かいます。約145Km、3時間15分の長距離バス移動です。
昼食の後、アルプス5大名峰のひとつ「モンブラン」を望めるエギーユ・デュ・ミディ展望台へ行き360°に広がる山々の絶景を自由に楽しめます。ガラス張りの撮影ポイントで記念写真も撮ってもらえますよ!
展望台での絶景を堪能した後は1時間30分(80Km)のバス移動で、葡萄畑が広がるレマン湖畔の世界遺産「ラヴォー地区」に向かいます。
ラヴォー地区で散策した後、最後の宿泊地のジュネーブを目指し、最後の晩餐となります。
スイス旅行9日目は、ホテルからジュネーブ空港へ行き、ジュネーブからフィンランドの首都ヘルシンキで乗継ぎ、帰国の途につきます。
関西国際空港に到着後、荷物を取りここで解散です。ツアーの皆さんとも、名残惜しいですがここでお別れです。
スイス旅最後の行程を詳しく紹介します。
出発
朝起きてすぐに、窓を開けてみると雲にかかったマッターホルンが見えました。

30分後、雲はどうなったかなと見てみると今度は雲におおわれ全く マッターホルンは見えませんでした。

快晴に恵まれすぎて、さすがに今日は天気は悪くなるのかなと心配です。1時間後また外を見てみると晴れ間が広がりマッターホルンが綺麗に見えました。今日1日このまま天気が良くなってくれるのを期待します 。

ホテルを8:20出発し徒歩でツェルマット駅に向かいます。列車でテーシュに行きそこからバス移動です。もうマッターホルンともお別れです。



テーシュからは約3時間15分(約145Km)のバス移動です。バス移動の途中、小高い丘の上にお城が見えてきました。
スイス・ヴァレー州シオンにあるトゥルビヨン城というお城だそうです。

ハイウェイのサービスエリアで休憩です。トイレは4日目に立寄ったサービスエリアと同じように有料で、1スイスフラン必要です。 ゲートを通れるこどもは無料です!

シャモニー
バスは順調にシャモニーに向かっています。その間に見る景色はやはり見飽きることはなく、スイスの魅力のひとつはこの山々の景色であることを今日あらためて確信しました。


シャモニーに近づいてきました。既にバスは国境を越えフランスに入っています。

シャモニーの街中に入ってきました。左の一番高い山に見えているのがこれから行くエギーユ・デュ・ミディ展望台です。

12:15シャモニーに到着、ホテルのレストランでの昼食は和食の弁当でした。久しぶりに日本食を美味しく頂きました。


醤油はもちろん日本のキッコーマンでした。

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エギーユ・デュ・ミディ展望台
昼食後、シャモニーにからエギーユ・デュ・ミディ展望台に上るロープウェイ乗り場にバスで移動します。
エギーユ・デュ・ミディ展望台の駐車場の横の斜面にスキーのジャンプ台がありました。

展望台に上るロープウェイ乗り場が見えてきました。

エギーユ・デュ・ミディ展望台のロープウェイ乗り場です。1030~3842mという表示がこのロープウェイの凄さを表しています。

このロープウェイでエギーユ・デュ・ミディ展望台に向かいますが、シャモニーの乗り場が1030mで2317mのところで1回ロープウェイを乗継ぎします。エギーユ・デュ・ミディの展望台の3842mまで2812mある高低差を20分で上るため、高山病対策で少しずつ水分補給することは大切ですね !
改札口の電光板に5°と書かかれていました。エギーユ・デュ・ミディ展望台の気温は5°なのでしょうか?リュックに防寒着を入れていて良かったです。

最初のロープウェイです。

ロープウェイは乗継駅に着きました。2317m案内表示があります。エギーユ・デュ・ミディ展望台はまだまだ標高の高い所にあるので、乗継点から展望台は小さく見えます。


乗継点でも険しい山々の絶景が見られます。

2本目のロープウェイから撮った乗継点方向の景色も最高です。

エギーユ・デュ・ミディ展望台に着きました。3842mの案内表示があります。

ここから、通路を通りエレベーターで上ると絶景が見られる展望台です。


展望台に上ってまず目に飛び込んできたのは、なだらかな稜線・ヨーロッパアルプス最高峰モンブラン(4810m)です。

フランス語でモンは山で、ブランは白、合わせて「白い山」という意味だそうで名前の通り真っ白な雪に覆われた綺麗な山です。
更に素晴らしい エギーユ・デュ・ミディ の針峰群の絶景です。
エギーユ・デュ・ミディの「エギーユ」とはフランス語で針という意味です。エギーユ・デュ・ミディは針のようなとんがり岩が段々になって針峰群を造っています。

ここから山の岩場に造られた展望台が見え、シャモニーの街が遠くに見わたせる絶景が広がっています。

建物から突き出たガラスに囲まれたスペースで記念写真を撮ってもらうための行列ができていました。
私たちも並んで撮ってもらうことにしました。建物の先端に見えるガラス張りの所が撮影ポイントです。連写してくれるので、色んなポーズをとれば逆光の時でも大丈夫ですよ‼

上下左右ガラス張りなのでなかなかスリルがあります。写真はカメラを係員に渡して撮ってもらいますが、1人で撮ってもらったり2人で撮ってもらったりできました。 連写が長いです。靴を履いたまま、スリッパをはかされます。

何処から見ても絶景なのでつい写真を撮ってしまいます。

トンネルになった通路がありました。進んで行くと雪で覆われたトンネルです。


外から見るとこんな感じです。

下を覗くと雪の中を歩いている人たちがいました。何をしているのでしょう?
氷河ウォークのツアーでしょうか?

空の色と雲がちょうどいい感じです。

大きな岩を登っている人がいました。練習をしているようです。

気になっていたロケットのような塔が見えます。

エギーユ・デュ・ミディ展望台がすごい岩場の崖に建っていることがわかります。

山の名前の書いた案内版があったので実際に撮影した写真と見比べてみました。4つの山は「Mont Maudit(4340m)」「Mont Blanc(4807m)」「Refuge Vallot(4362m)」「DomeduGouter(4304m)」です。



三連のロープウェイが見えました。これはイタリア側から登ってくるロープウェイです。

グランド・ジョナス(4208m)等の山が綺麗に見えます。

すごい所を渡っていました。その上がガラス張りのスペースで記念撮影してもらったポイントです。


エギーユ・デュ・ミディ展望台の全景を見るとすごい所に建っているのがわかります。

出典:ウィキペディア
上から見ると尖がった山と山が繋がっていることが良くわかります。
素晴らしい絶景をあとにして、世界遺産ラヴォー地区に向かいます。エギーユ・デュ・ミディから約2時間(約105Km)のバス移動です。
標高も下がってきたのか、山の雰囲気も変わり家も多くなってきました。

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世界遺産ラヴォー地区
レマン湖が見えてきました。ラヴォー地区までもうすぐです。

シュブルという駅前でバスを降り、ここから葡萄畑が レマン湖畔に広がる世界遺産「ラヴォー地区」の散策です。

葡萄畑に向かう途中で見えたレマン湖です。

一面葡萄畑です。すぐ前がレマン湖です。

日本では葡萄は棚からぶら下がって実がなっていますが、ここでは棚はなく縦に伸ばして育てていました。

ワイン工房が何軒もありますが、時間が遅く閉まっていました。せっかく試飲を楽しみにしていたのに残念でした、、、

工房の看板だけでも撮っておきます。

散策が終わり、最後の宿泊地ジュネーブに向かいます。空港直近にあるモーベンピックという高級ホテルです

ツアー最後の晩餐です。 サラダ、ポークとポテト、ミルフィーユのデザートです。最後もビールを注文しました。




帰宅の途・9日目、10日目
長い空の旅となるので翌朝、朝食もしっかり摂りました。

ジュネーブ空港までバスで移動です。ホテルからは直ぐです。

ジュネーブ空港に着きました。

ヘルシンキまで約3時間の空路での移動です。機内食がないので、プレッツェルを空港で買っておき機内で食べました。


ヘルシンキ空港に到着後、トランジット約2時間半、乗継の飛行機で帰国に途につきます。
私たちが乗る飛行機です。 フィンエアーAY077便

機内食はポークorチキンとサラダ、そばがつきます。私はポークを妻はチキンを注文しました。もちろんビールも飲みました。


約9時間のフライトが終わり関西国際空港に降り立ちました。長い旅も終わりです。ツアーの皆さんに挨拶をして、ここで三々五々帰宅の途につきました。
私たちは、空港から出ているエアポートリムジンバスで自宅に帰りました。

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8日目~帰国 まとめ
アルプス5大名峰のモンブラン観光、エギーユ・デュ・ミディ展望台からの眺めは素晴らしく、絶景を堪能できるところ間違いなしです。
モンブランやグランド・ジョナス、絶景の針峰群は見る価値があります。
エギーユ・デュ・ミディ展望台では、観光客が多いため下りロープウェイの指定時間が遅くなったので世界遺産ラヴォー地区の散策がずれ込み工房を見られなかったのは残念でした。
最後の宿泊地が素晴らしいホテルだったのでツアーの印象も良く、空港近くだったのは良い選択と思います。
私はこれまでこれだけ天候に恵まれた旅行はなかったので、ツアーの皆さんの行いが良かったおかげだと感謝です。
スイス名所をめぐる旅行記10日間ブログを最後まで見ていただきありがとうございました。