最後の独身大物俳優と言われながら突然の結婚発表をした佐々木蔵之介さん。
主役はもちろん、二枚目役も三枚目役も難なくこなす佐々木蔵之介さんの演技力はさすがですよね!
そんな佐々木蔵之介さんに広告代理店の会社員時代があったことはご存じでしょうか?
劇団に所属はしていたものの、社員として広告代理店の大広で働いていた経歴があり、同期にはお笑い芸人ますおかの増田英彦さんがいたとの情報が!
そこで今回は「佐々木蔵之介は広告代理店大広の元社員?ますおか増田と同期社員!」と題してご紹介します!
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佐々木蔵之介は広告代理店大広の元社員?
京都、洛中に唯一残る造り酒屋「佐々木酒造」の次男坊として生まれた佐々木蔵之介さん。
名前に蔵が入っているのも明治26年創業の蔵元に関係する「蔵」を盛り込んだものとか。
佐々木蔵之介さんは高校まで京都の学校へ通い、東京農業大学を経て、神戸大学農学部を卒業し、新卒で広告代理店会社の「大広」へと入社します。神戸大から大広へ就職とは、かなりエリートですね。
佐々木さん曰く、
僕が広告代理店に就職したのは、実家のお酒を売る方法をみつけるためだった。新聞やテレビ、ラジオ、雑誌、イベントなどのツールを使って販売方法を勉強するために、広告代理店に入った。
引用:ボクらの時代
大広は、大阪に本社を置く広告代理店で、近年だけでもキリンビール、任天堂、積水ハウス、キューピーなどのCMを手掛ける大手広告代理店です。
いずれは家業の造り酒屋を継ぐために大学は農学部、そして営業戦略を学ぶために広告代理店を選んで就職した佐々木蔵之介さんは計画的で親孝行な人ですね!
と思いきや・・・造り酒屋跡継ぎ誕生と期待されたのも束の間でした。
そんな佐々木蔵之介さんは1989年に旗揚げされた「惑星ピスタチオ」という劇団に旗揚げ当初から在籍していました。
当時は会社員と劇団員を両立していたそうですが、二年半ほどの両立生活に終止符を打ち、劇団の活動に専念することを決心。
広告代理店というのは多忙なイメージがあるので、二年半といえど両立し、その両方をしっかりとやり遂げていたであろう蔵之介さん。
とても真っすぐでまじめな方なんだろうなと思います。
佐々木蔵之介、舞台『冬のライオン』は家族が容赦なく闘うシチュエーションコメディhttps://t.co/xKqov7LSlK #ぴあ
— 東京芸術劇場 (@geigeki_info) February 18, 2022
1998年の『大切なバカンス』を最後に、佐々木蔵之介さんは劇団を退団するまで看板俳優として全作品に出演されたようです。
ご自身は「舞台は自分のルーツ」と語っており、毎年必ず舞台に立たれているご様子 ♪
今はテレビで見かけることの方が多い佐々木蔵之介さんの、舞台俳優としての姿、観てみたいです!
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佐々木蔵之介と増田英彦は大広の同期入社?
大手の広告代理店大広に就職した佐々木蔵之介さん。当時入社した同期の中に、お笑い芸人「ますだおかだ」の増田英彦さんがいたそうです。
増田さんの方が先に「芸人になりたい」という夢を追って9ヶ月で大広を退社(>_<)
増田さんに触発されたのかは定かではありませんがその後、蔵之介さんも「役者になりたい」という夢をすてきれず、増田さんに電話で相談したそう。
その当時のことを蔵之介さんは覚えていないとシラを切っているそうですが、きっと覚えています、、、よね?増田さんが芸人になる夢を追って退社したことは佐々木蔵之介さんへかなりの影響力があったのでは?
そんな事を言いながらも、蔵之介さんが映画『間宮兄弟』で初めて主演を演じることになった際には、増田さん自らパーソナリティを務めるラジオ番組に蔵之介さんを呼んで宣伝をさせてあげるほど、友情を見せつけてくれました!増田さん、ニクいことしましたねっ。
また、2018年に佐々木蔵之介さんが主演を務めた『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~』に増田さんがゲスト出演を果たしました。
“元同期”佐々木蔵之介&ますおか増田、『黄昏流星群』でドラマ初共演 #黄昏流星群 #増田英彦 #ヒャダイン #佐々木蔵之介 https://t.co/SH8cggFM0J pic.twitter.com/3IiQ2VGkqW
— クランクイン! (@crank_in_net) September 26, 2018
「もし脱サラしなければ……そんな25年後の僕と佐々木がそこにいます」と増田さんは語っています。
会社を辞めてからも続く元同期の関係性って良いですよね。今後も共演などあるのでしょうか?楽しみです!
追記:関西ローカル放送のドラマ「ミヤコが京都にやって来た!~ふたりの夏~」で共演が実現しました!このドラマには遅咲き美人女優として注目を浴びた松本若菜さんも登場しています。
次のコーナーでは佐々木蔵之介さんの経歴を改めてみてみましょう。
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佐々木蔵之介の経歴や俳優へのきっかけは?
大学では演劇サークルに所属していたという佐々木蔵之介さんですが、当時演劇は趣味程度でした。
演劇サークルへ入部したのも、お兄さんに連れられて観劇した、唐十郎さんの舞台に感激したからだそうです。
最大のサークル入部の理由はやはりご実家の佐々木酒造の宣伝のため!家業を継いだ時に人前に立っても苦にならないようにと、家業継承のためとしてのものだったそうです。
木下藤吉郎を演じる佐々木蔵之介さんの実家は、京都洛中唯一の造り酒屋である佐々木酒造。蔵之介さんの弟さん(社長さんです)とは、大学生時代同じクラブの先輩という繋がりで、今でも懇意にさせてもらってる。佐々木酒造は、秀吉が造った聚楽第に建つという縁も!こちらがお薦めセットです! pic.twitter.com/nI82qJNTMd
— 山村純也|らくたび代表 (@yamamura_junya) April 11, 2020
営業戦略を学ぶためにわざわざ広告代理店に就職した佐々木蔵之介さんがいつのまにか俳優への道へと進んでいったのは何故でしょう?
家業を継ぐために演劇サークルへ入り、広告代理店に入社した蔵之介さんでしたが、入社してから二年半後、当時既に俳優として活躍していた上川隆也さん所属の劇団『演劇集団キャラメルボックス』から、客演依頼が届いたのです。
この依頼に了承すると、三か月ほど拘束されてしまい、広告代理店の仕事が続けられなくなります。仕事を辞めて、客演依頼を受けてもそれを終えた後の仕事の保証はありません(>_<)
劇団も旗揚げし演技の魅力に惹かれていた蔵之介さんは、悩んだ末に会社を辞めることを決断し、演劇に専念することにしました。
ということは、家業の造り酒屋も継がないということになり、当時お父様は大激怒!
親子に確執が生まれてしまいます。
ですが、その二年後に佐々木蔵之介さんがNHK連続テレビ小説「オードリー」で脚光を浴びると、その確執も解消し、ご実家の造り酒屋では「オードリー」というお酒まで販売し、喜ばれたのだとか。
「オードリー」は佐々木酒造創業依頼の売り上げを記録したそうで、お父様にやっと俳優としての佐々木蔵之介を認めてもらえたといいます。
佐々木蔵之介さんの芸名もお父様が「造り酒屋の息子」から、蔵之介と命名したそうですし、息子の夢を心から応援する素敵なお父様ですね。
その後も主役の脇を固め支える役で、俳優としての名を上げていき、現在はメインキャストに抜擢される佐々木蔵之介さんがいるのですね。
佐々木蔵之介に『あさイチ』有働アナ興奮! 「抱きつき計画」は井ノ原が阻止 #佐々木蔵之介 #ひよっこ #有働由美子 #井ノ原快彦 https://t.co/oTERbnmUtX pic.twitter.com/82rxgjQSPf
— クランクイン! (@crank_in_net) July 21, 2017
個人的には、有村架純さんが主役を務めたNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の牧野省吾役と、「陰陽師」の安倍晴明役で出演していた佐々木蔵之介さんが大好きです♪
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佐々木蔵之介(ささきくらのすけ)
生年月日:1968年2月4日
出身地 :京都府
最終学歴:神戸大学農学部卒業
血液型 :O型
身長/体重:182cm / 74kg
【受賞歴】
2010年 第17回読売演劇賞 優秀男優賞
2012年 第47回紀伊國屋演劇賞 個人賞
2015年 第40回菊田一夫演劇賞 演劇賞
2015年 第38回日本アカデミー賞優秀主演男優賞
2020年 第43回日本アカデミー賞優秀助演男優賞
増田英彦(ますだ ひでひこ)
生年月日 :1970年2月9日
コンビ名 :ますだおかだ
相方:岡田圭右
事務所 :松竹芸能
活動時期 :1993年 ~
出身地 :大阪府守口市
血液型 :O型
身長 :160cm
最終学歴 :関西外国語短期大学英米語学科
漫才コンビの「ますだおかだ」は、あのM-1グランプリ第2回の王者です!
特に喋りが達者な増田英彦さん。よしもとの芸人かと思いきや、松竹芸能を支えるお笑い漫才コンビなのですね。
相方の男前芸人、すべるのがウリの岡田圭右さんも最近はピンで活躍中です。コンビでもピンでもご両人がいい感じで競い合ってるのはますおかファンにとっても嬉しいことです!
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佐々木蔵之介 まとめ
さて、これまで佐々木蔵之介さんについてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?
ご自分の夢をあきらめず追いかけた佐々木蔵之介さん。その信念はかっこいいの一言ですよね!
そんな佐々木蔵之介さんについて、まとめてみたいと思います!
佐々木蔵之介さんは大手広告代理店、大広の元社員だった!
大阪に本社を置く、様々なCMを手掛ける会社です。
そんな大広に入社した同期に、「ますだおかだ」の増田英彦さんもいた!
年齢は違うのですが、同期だったことは事実です。
佐々木蔵之介さんが俳優となったきっかけは、上川隆也さんから劇団への出演依頼があったから。
元々演劇に携わっていた佐々木蔵之介さんは、随分悩んだあげく、役者へと進む決意をしました。
京都生まれなので、関西のユーモアセンスもありどんな役柄も難なくこなす蔵之介さんの演技力には定評がありますね。
造り酒屋の跡継ぎという確固たる地位を捨ててまで選んだ芸能界で、精力的に活躍を続ける佐々木蔵之介さんの男気溢れる情熱を尊敬し、これからも応援し続けたいと思います!もちろん、ますだおかだも応援しています!
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