南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山で特に紅葉の時期は賑わいます。
南禅寺境内は楓の木が多く、紅葉シーズンになると全国から観光客が押し寄せ、駐車場には観光バスがあふれます。
2020年はコロナ禍なので、観光客の数も減っていて、例年のように境内にまで観光バスが駐車しているという光景はなく比較的ゆっくりと鑑賞できました。
壮大な三門の柱を額縁に見立てて写真撮影もできました。
今回は実際に訪れた南禅寺の様子や、駐車場情報、紅葉の見頃について紹介します。
南禅寺駐車場
南禅寺の有料駐車場は南禅寺前交差点より参道を250mほど進んだ中門手前の左手に乗用車用の第1駐車場があります。2時間以内1000円で、1時間ごとに500円追加されます。

手前に駐車場があります。
乗用車用の台数は8台程ですが、2020年はコロナ禍で観光バスが少ないため勅使門前の駐車場に入れてもらえることがあります。
南禅寺付近は近くに永観堂や平安神宮などがあり、紅葉時期の周辺駐車場は駐車料金が高い設定に変更されます。
また紅葉時期は付近道路の渋滞や駐車場の満車状態が続くので車利用はおすすめできません。どうしても車の場合は、駐車台数が多い岡崎公園駐車場を利用するのがよいでしょう。
なるべく公共交通機関を利用しましょう!
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南禅寺アクセス
・京都市営地下鉄東西線「蹴上駅」で下車し、レンガ造りの「ねじりまんぽ」をくぐり抜けて、徒歩10分です。
蹴上駅出口1を右に進んで3~4分行くと右に小さなレンガ造りのトンネルがあります。このトンネルが「ねじりまんぽ」です。

ねじりまんぽの360度VRは⇒⇒こちらをご覧ください
・市バス利用の場合は、「東天王町」下車または「南禅寺・永観堂道」下車、徒歩10分です。
・南禅寺所在地:〒606-8435 京都市左京区南禅寺福地町
南禅寺派宗務本所
TEL (075)771-0365
FAX (075)771-6989
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南禅寺紅葉2020の見頃時期
南禅寺紅葉の見頃は、毎年11月中旬から12月初旬にかけてです。
2020年11月17日に南禅寺を訪れました。まさに、紅葉真っ盛りという木々が多かったですが、これから紅くなりそうな遅い紅葉もあるのでまだまだ楽しめそうです。
例年は、境内にも観光バスが入っていて観光客であふれかえっていますが、2020年はコロナ禍のため外国人観光客がほとんどいないのでゆっくりと境内を歩くことができます。

2020年11月17日の三門付近
三門の上には有料(600円)で登ることができます。
三門の上からは、モミジ一面の境内や、秋の京都の町並みを一望することができますよ。

三門を額に見立てて撮影
平日なら、壮大な三門の柱を額縁に見立てて写真撮影もできるかも!なるべく早い時間に行くのがおすすめです。
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南禅寺の拝観料・拝観期間・時間
方丈庭園・三門はどちらも有料です。境内は無料。
一 般 高校生 小中学生 |
600円 500円 400円 |
500円 450円 350円 |
期 間 | 拝観時間 |
---|---|
12月1日~ 2月28日 |
午前8時40分~午後4時30分 |
3月1日~11月30日 |
午前8時40分~午後5時 |
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南禅寺水路閣
例年なら観光客であふれかえっている水路閣も、平日だったので人も少なめでした。

赤煉瓦のアーチ水道橋
水路閣は南禅寺境内を通過するため、周辺の景観に配慮して造られました。
全長93.2メートル(幅4メートル、高9メートル)レンガ、花崗岩造り、アーチ型橋脚です。

アーチの上を琵琶湖からの水が流れていて現在も上水道の水源として利用されています。

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南禅寺水路閣から最勝院高徳庵へ
南禅寺の境内から水路閣をくぐり、坂を上っていくと、門前周辺の紅葉が綺麗なお寺に出ます。
最勝院高徳庵です。石塔がなんとも風情があり、人の数も急激に減るため静かなお庭を拝見させてもらうことができます。しかも無料です。

最勝院高徳庵
紅葉時期に南禅寺を訪れた際には、是非とも裏手の最勝院高徳庵にも足を延ばしてみてください。
境内の右脇の古道をさらに進んでいき坂道を上がると、奥の院に到着します。駒ヶ滝という滝が流れていて、駒大僧正が祀られているそうです。
白装束でこの滝に打たれる人が多かった時代もあったものの、今では滝に打たれる人は滅多にいません。私は、ここからさらに、大文字山によく登っています。
コロナ禍の中、三密を避けて運動不足やストレスの解消のためにも大文字まで登ってみてはいかがですか?
大文字山までのハイキングコースは⇒⇒こちらをご覧ください