愛知県犬山市にある博物館明治村は、明治時代に建てられた建造物が数多く移築、保管展示されている野外型博物館です。
そんな明治村は、雨の日でも楽しめるのでしょうか?
明治村ならではの見どころとなる見学すべき建物や、おすすめのランチ、食べ歩きグルメなどご紹介していきます。
そこで今回は『明治村は雨の日でも楽しい?見どころの建物やおすすめランチも!』と題してお送りしていきます!
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明治村は雨の日でも楽しい?見どころは?
1965年に開業した明治村は、戦後、急速に失われつつあった貴重な明治時代の建築物の保管を目的に作られた博物館です。
開村当時は15棟ほどの建物しかなかったのですが、現在は67棟の当時のSLや電車を含む建造物が保管、展示されています。
明治村にはたくさんの建造物はありますが、基本は屋外博物館ですので、雨が降った場合は傘やレインコートなどの防雨グッズが必要となります。
また、山を切り開いて作られている立地なので、坂が多く、石畳の道もあるので道が滑りやすい所もあります。
雨の日の明治村では、なるべく滑りにくい靴と動きやすい服装をおすすめします。
では、雨の日は移動が大変なのでは?と不安になってしまうかもしれませんが、村内には明治時代に動いていたSLや京都市電が運行されているので雨でも安心です!
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村内を走るレトロな色合いのバスも巡回されていて、雨の日でもいろんな乗り物があるので十分楽しめます!
おすすめの建物は、やはり薔薇窓と呼ばれるステンドグラスが美しい『聖ザビエル天主堂』でしょうか。
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入り口上部に設置されているステンドグラスの美しさは圧巻で、日が差したときの輝きは息を呑んでしまうほどです。
教会自体もゴシック様式となっており、この教会で実際に結婚式を挙げることもできますよ♪
(結婚式が行われている間は一般のお客さんは入れなくなっているので、ご注意を!)
個人的におすすめなのが『森鴎外・夏目漱石住宅』です。
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明治の文豪である、森鴎外と夏目漱石が、時期は違うのですが偶然にも同じ住宅に前後して暮らしていたという住宅です。
造りは純和風で、書斎や文机もあり、ここで名作が生まれたのだと思うと何とも言えない感動を味わえます。
明治村内の建物は基本的に出入り自由となっている建物の方が多いので、明治の佇まいを是非楽しんでくださいね!
建造物を守るために、傘の持ち込みはできません。またレインコートも脱いでの見学がおすすめです。
自由に入れない建物もありますが、そのほとんどがボランティアガイドさんと共に建物の中に入って歴史や建物の造りをガイドしてもらえるので、制限があってもほぼすべての建物に入って楽しむことができます。
また、明治村には明治偉人隊という明治時代の偉人たちが令和改元と共に復活したおもてなし部隊がいます。
歌や踊り、一人芝居で明治の価値を伝えていく五人の偉人達です。土日にショーをやっていることが多いので、訪れた際にはぜひ楽しんでみてくださいね。
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明治村でおすすめのランチはある?
明治村には一丁目から五丁目まで番地があり、その所々に食べ歩きの出店や、レストランなどの食事処が点在します。
そのうちのいくつかをご紹介します。
まず、一丁目にある『牛鍋 大井牛肉店』です。
ここは、明治時代に文明開化と共に肉を食べることが流行ったころに生まれた「牛鍋」を食べられるお店です。
牛鍋とはいわゆる「すき焼き」なので、少々お値段が張ってしまい、予約のお客様が優先なのですが、明治20年代に建築された牛肉店の中で食べる牛鍋は格別です。
続いて、三丁目にある『めん処 なごや庵』です。
名古屋飯を楽しみたい方はこちらがおすすめです。平べったいうどんであるきしめんや、味噌カツ丼、手羽先などがおすすめです。
なごや庵の近くにある『食道楽のカレーパン』のお店も人気です。
こちらは小説、「食道楽」の中に出てくるレシピを元に創作したカレーパンで、鶏肉と砕いた南京豆(ピーナッツ)が入ったちょっと変わったカレーパンです。味は絶品ですよ!
続いて、四丁目にある『食道楽のカフェー』です。
こちらも明治時代の小説、「食道楽」の中に出てくるカレーのレシピを元に創作し「食道楽のカレー」として提供しているカフェです。
スイーツの一つとして提供されているパオンデローはカステラの原型となった焼き菓子となっています。
同じ四丁目にある『デンキブラン汐留バー』もおすすめです!こちらはお酒を提供しているのですが、神谷傳兵衛が考案したブランデーベースのカクテルをデンキブランと言います
お酒が飲めなくても、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)著書「クレオール料理」のレシピを基に再現したコーヒー「ラフカディオ珈琲」や、生チョコなども提供されているので、お酒と一緒に楽しむのもおすすめです。
そして五丁目には『帝国ホテル喫茶室』があります。
大正創業の帝国ホテルの玄関部分が移築され、その二階に喫茶室が開かれています。お食事はありませんが、華麗な雰囲気の中で飲む珈琲や紅茶はなんだか特別な気分にしてくれます。
朝ドラ「まんぷく」に登場した東洋ホテルのロケ地はここでした!
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五丁目で食事を楽しむのなら、『明治の洋食屋 オムライス&グリル 浪漫亭』がおすすめです。
その名の通り、オムライスと一緒にハンバーグやグリルチキンが乗っていて、ボリューミーな食事が楽しめます。
店内も明治時代にタイムスリップしたような内装でスタッフの方の制服もとても可愛いですよ!
また同じ五丁目には食べ歩きにピッタリな『食道楽のコロッケ―』のお店もあります。
こちらは屋外ベンチテーブルが設置してあるので雨の日には少し不向きですが、挽肉と馬鈴薯のコロッケ―、海老のコロッケ―、挽肉のコロッケ―と三種類のコロッケがあり、どれも揚げたててとても美味しいです。
雨の日は座って食べられる食事処がおすすめですが、駄菓子屋もあったりと、雨でも食を楽しむことができる明治村です!
明治村見学の所要時間や口コミについてみてみましょう。
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明治村見学の所要時間や口コミは?
明治村内はとても広いです。その広さは100万平方メートルとなっており、なんと東京ドーム21個分!
日本で三番目に広いテーマパークだそうです。
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明治村観光所要時間の目安としては、重要文化財を中心に見学して3時間半、夏目漱石など明治の偉人ゆかりのコースに絞ると約2時間、西洋建築中心に絞って3時間というところでしょうか。
全ての建物を見学したい!となってしまうと、一日で見切るのは難しいかな、と思うので見たい建造物や所蔵品などをあらかじめリストアップしておくのがいいでしょう。
明治にゆかりのある作品などに登場した建物巡りなど、リストアップの仕方も様々ありそうですね。
公式サイトにも、村内を巡るおすすめプランの紹介もあるので是非参考にしてみてください!
明治村に実際訪れた方は、どんな感想を持ったのでしょうか?口コミチェックしてみます。
1日もつか心配してた明治村、
見る所多すぎて、逆に1日じゃ足りなかったww pic.twitter.com/qHfZuOmWhu— シキ (@shiki198765) August 21, 2022
やはり、一日で村内を回り切るのは大変そうですね。
明治村ファンには、年パスもありますよ!
京都市電!
明治村に来たら、やっぱりこれに乗らないとね! pic.twitter.com/aYWEEeiLe5— HPPS@平和荘 (@HPPS_HEIWASOU) August 21, 2022
村内を走るSLと市電は乗車体験できる国内最古の電車です。是非乗ってみてください!
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明治村の基本情報
明治村の入村料、駐車場の情報をご紹介します。
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【博物館明治村】
入村料:大人…2000円・乗り物一日券付き…3300円
シニア(65歳以上)…1600円・乗り物一日券付き…2900円
高校生…1200円・乗り物一日券付き…2500円
中学生…700円・乗り物一日券付き…2000円
小学生…700円・乗り物一日券付き…1500円
ちなみに、未就学児の方と明治生まれの方は無料
開村時間:4月~7月、9月、10月…9時30分~17時00分
8月…10時00分~17時00分
11月…9時30分~16時00分
12月~2月…10時00分~16時00分
3月…9時30分~17時00分
休村日…年度によって変更あり
アクセス…車の場合
中央自動車道「小牧東IC」から3km
明治村は広く、「明治村」とだけ入力すると中心部に設定されてしまう事が多いため、カーナビには駐車場となる「明治村駐車場」と入力してください!
公共交通機関の場合
名古屋駅、または岐阜駅→名鉄犬山駅(東口)→岐阜バス 明治村線 明治村行→明治村
名古屋駅→高速バス 名古屋駅名鉄バスセンター(明治村行近距離高速バス)→明治村
名古屋駅→高速バス 栄駅オアシス21(明治村行近距離高速バス)→明治村
駐車場情報
明治村公式の駐車場は基本的に第1駐車場約900台のみ
第1駐車場は3月~11月は普通車1日900円
12月~2月は1日500円
二輪車は1年中200円
大型バスは1年中1500円
予約不可で現金精算
※正門付近に明治村公式の駐車場ではありませんが、明治村の駐車場と同じ値段で駐車できます。
雨の日でも見て、知って、楽しめる博物館明治村。私個人的には、雨でも十分に楽しめました!
愛知旅行へ行ったら是非明治村へ訪れてみてくださいね! また、明治村から車で20分あまりのところに、国宝犬山城があります。こちらの記事で紹介しています。
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