岐阜城犬山城どっちも観光すると所要時間は?二城間距離や特徴も!

観光

 

戦国三英傑の一人、織田信長は誰もが知る歴史上の偉人の一人ですね。そんな織田信長にゆかりのある城が、岐阜県と愛知県にはたくさんあります。

今回はその中でも「岐阜城」と「犬山城」について調べていきたいと思います。

岐阜城と国宝の犬山城は、どっちも日帰りで同じ日に観光できるのでしょうか?二城間の距離はどれほどか気になりますね!

また、岐阜城、犬山城それぞれの特徴や見どころなども調査しました。

そこで今回は「岐阜城犬山城どっちも観光すると所要時間は?二城間距離や特徴も!」と題してお送りします!

 

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岐阜城と犬山城どっちも観光できる?二城間の距離は?

岐阜県岐阜市に位置する岐阜城

愛知県犬山市に位置する国宝犬山城

 

 

この二つのお城は県を跨いでいるためどっちも日帰り観光で一度に見て回るのは難しいかな?と思うかもしれません。

まず、所要時間や、移動時間などを調べてみました!

岐阜城の観光所要時間は約1時間

犬山城の観光所要時間は約45分

岐阜城から犬山城へは車では約40分かかり、公共交通機関では1時間40分ほどかかります。

車での走行距離は約21キロメートルほどです。

車でも電車バスでの移動でも、時間だけ見れば4時間ほどあれば二つの城を見て回ることは可能です!

ですが、岐阜城城下町も、犬山城下町も、見どころや食べ歩きなど見て回りたい場所がたーくさんあります。

また、周辺道路が混みあったり、駐車場が混んでいたりという時間のロスもあるかもしれません。

天守なども、お城好きならばもう少し時間をかけてみたいという方もたくさんいらっしゃるかと思います。

約4時間ほどあれば岐阜城と犬山城どっちも日帰り観光ができるので、プラス城下町を少しばかり楽しんだとしても余裕を見て1日あれば時間的には大丈夫でしょう。

1日しか時間がない!という方でも、城下町の散策も含め、岐阜城と犬山城は、どっちも日帰りで同じ日に楽しめることと思います!

 

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岐阜城の見どころ&特徴は?

金華山の山頂に位置し、『美濃を制する者は天下を制す』ともいわれるほどの難攻不落の山城として知られる岐阜城。

織田信長に扮した木村拓哉さんが、ぎふ信長まつりの前日に入城したことでも注目されました!

 

 

岐阜城は、築城当初は「稲葉山城」と呼ばれ、鎌倉時代の創建と言われています。

美濃の蝮と呼ばれる戦国大名の一人、斉藤道三が戦国時代に本格的に整備し、斉藤家の居城となっていたことでも知られています。

織田信長が侵攻し息子の斉藤龍興から奪取し、それまでの地名であった「井之口」を「岐阜」と改めるまで岐阜城は稲葉山城と呼ばれていました。

その後、信長の孫、秀信が関ケ原の戦いの際に西軍に味方したため東軍の侵攻を受け、激戦の末落城。

当時徳川家康により、廃城とされ、当時の岐阜城の建材は加納城(岐阜市)の築城の資材となりました。

その後模擬天守が作られましたが明治時代に火事で焼け落ち、現在の城は昭和31年に復興され、鉄筋コンクリート造りの3層4階構造となっています。

また、岐阜城を含む金華山一帯は、「岐阜城跡」として「国指定史跡」に指定されています。

岐阜城の見どころはやはり、山城ならではの素晴らしい景観ではないでしょうか?周辺には視界を遮るような建物がないため、岐阜市内だけでなく中央アルプスや名古屋の方まで見える日も!

 

 

金華山ロープウェイで山頂へ登り、現在残っている城郭の中でも有数の高さ(標高329メートル)を誇る位置にある天守閣からの眺めは格別です。

信長を演じた木村拓哉さんも岐阜城を訪れた際、あまりの絶景に感動し、貸し切りにして夜景も楽しんだそうですよ。

 

 
 
 
 
 
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ちなみに、金華山ロープウェイ山頂駅から天守閣までは徒歩で8分ほどかかります。

ロープウェイを使わず徒歩で登山道を上ることも可能ですが、約1時間程かかります。

なだらかな登山道ではありますが、雨の日は滑りやすいので徒歩で挑戦したい方は十分にお気を付けください!

天守からは鵜飼で有名な長良川をはじめ、天気のいい日には同じ岐阜県内の恵那山木曾御嶽山が見え、西には伊吹山養老山鈴鹿の山系も見ることが出来ます。

このように、東海三県をくまなく見渡せてしまいそうなこの岐阜城はまさに「美濃を制すものは天下を制す」を体現しているようですね。

 

岐阜城基本情報

♦岐阜城所在地:岐阜県岐阜市金華山天守閣18
  TEL:058-263-4853

♦入城料(岐阜城資料館と共通)
大人(16歳以上)…200円
小人(4歳以上)…100円

♦金華山ロープウェイ料金
大人往復…1100円
小人往復…550円
※パノラマ夜景期間中は午後6時以降、大人往復・900円、小人往復・450円

♦開館時間
3月16日~ 5月11日  9:30~17:30
5月12日~10月16日 8:30~17:30
※当面の間9:30開館となっています
10月17日~3月15日 9:30~16:30
※元旦のみ 6:30~16:30
※令和4年度のパノラマ夜景は終了しています。
最新の情報を確認してくださいね。

 

 

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犬山城の見どころ&特徴は?

国宝犬山城は織田信長の叔父、織田信康によって木之下城(愛知県犬山市)から城郭を移して築城されたと言われるお城で、信長・秀吉・家康とゆかりのあるお城です!

 

 
 
 
 
 
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犬山城は木曽川沿いの小高い山の上に築城され「後堅固の城」という造りで建てられています。

ちなみに犬山城の前身である木之下城は、信康が居城を犬山城へ移した際に廃城となり、現在は愛宕神社の一角に城跡の石碑が残っているのみで、遺構などは見当たらないようです。

犬山城は城主が幾度も変わり、24人もの城主がいるのですが、主には築城した織田信康、信長の家臣、乳兄弟でもある池田恒興、信長の息子である信雄豊臣秀吉など、数々の有名武将が入城しています。

 

信長の死後も、豊臣秀吉対徳川家康・織田信雄(信長の息子)との後継者争いである「小牧長久手の戦い」によって一度は秀吉が入城しますが後に和睦が結ばれ、信雄に返還されます。

このように、犬山城は戦国三英傑と呼ばれる、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、全ての武将とゆかりのあるお城なのです。

信長、秀吉、家康が奪い合い、歴史の荒波に揉まれながら生き残った犬山城。

お城ファン、戦国ファンにはたまりませんね!

また、犬山城は日本全国で5つしかない国宝指定されているお城としても有名です。姫路城(兵庫県)・彦根城(滋賀県)・松本城(長野県)・松江城(島根県)・犬山城(愛知県)の5つです。

犬山城は昭和10年に国宝に指定され、天守は日本最古の様式で残っているとのこと。

天守からの眺めもまた格別で、木曽川の流れや、古き良き犬山の城下町などを見ることが出来ます。

天気のいい日は、本当に小さくではありますが、岐阜城、小牧城を天守から眺められることもできます!

天気のいい日に犬山城に訪れた際には、是非探してみてくださいね!

そんな犬山城下町は今、映えグルメのスポットとしても人気が高まっています。

華やかなお団子や、田楽など、可愛くて美味しいグルメがたくさんあるので、そちらも是非チェックしてみてくださいね♪

 

また犬山城のある犬山市には、博物館明治村民俗博物館リトルワールドなど、歴史に特化したテーマパークや、類人猿に特化し、研究もしている日本モンキーセンターなどもあるので是非訪れてみてください。明治村はこちらの記事でも紹介していますのでご覧ください。

これらのテーマパークとセットになったお得な入場チケットもあるので、犬山城公式サイトでチェックしてみてくださいね!

 

国宝犬山城基本情報

♦住所:愛知県犬山市犬山北古券65-2
  TEL:0568-61-1711

♦入城料
大人…550円
小人…110円

♦開館時間
9:00~17:00(入場は16:30まで)

♦定休日
12月29日~12月31日

 

 

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まとめ

ここまで、岐阜城犬山城についてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?

どちらも深い歴史があり、魅力満載のお城ですね。

じっくりと見学したかったり、周辺の観光地も見たいという方には一日では足りないかもしれません。

ですが、お城だけに焦点を当てれば、一日で岐阜城と犬山城を見て回ることは可能です!

岐阜城は堅固な岩山「金華山」の山頂に築城され、ロープウェイで上って行く必要がありますが、その分天守からの眺めは絶景の一言です!徒歩で登山道を登って行くことも可能ですが、お時間に余裕のない方はロープウェイを強くお勧めします!

織田信長が好きな方は特にゆかりのある岐阜城ですので、是非一度訪れてみてください!

犬山城は国宝指定されている五つの城のうちの一つであり、国宝ならではの壮観な佇まいです。

周辺に観光地も多く、城下町は映えグルメで人気が高まっています!

国宝犬山城は信長、秀吉、家康の三英傑すべてとゆかりのあるお城なので、戦国ファンにはたまらないお城ではないでしょうか?

岐阜城と国宝犬山城はどっちも日帰り観光できるので、お城ファンのみならず訪れて、その魅力にたっぷりと浸ってくださいね♪

 

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