青い池はなぜ青いの?所要時間や駐車場&ライトアップ情報も!

観光

 

北の大地北海道。美瑛町にある「白金青い池」をご存じですか?

美しい景色、豊かな自然の中にある「青い池」はなぜ青いのでしょうか。

観光するための所要時間、ライトアップはするのか、所在地や駐車場など調べてみました。

そこで今回は「青い池はなぜ青いの?所要時間や駐車場&ライトアップ情報も!」と題してお送りします!

 

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北海道美瑛の青い池はなぜ青いのか?

北海道の美瑛と言えば、美しい自然と一体化した農場風景や、豊かな大地に育まれた美味しい農作物、様々なドラマ、映画、CMロケ地などで有名な場所です。

美瑛町に数ある観光スポットの中でも「白金青い池(しろがね あおいいけ)」は近年の人気スポットとして存在します。

 

 

その名の通り、水面が青く見える池です!鮮やかなブルーですね!

立ち枯れたカラマツや白樺が幻想的な空間を演出し、何とも美しい雰囲気を醸し出しています。

そんな白金青い池はどんな経緯で生まれたのでしょうか?

きっかけは1988年の十勝岳の噴火だそうです。

泥流から町を守るために1989年に防災目的で造った堰堤(えんてい)に、背後から流れる美瑛川の水が流れ込み「池」が偶然できたことが始まりなのだとか。

澄んだ水が流れ込み、周りのカラマツや白樺は水浸しとなり枯れてしまいましたが、立ち枯れた木々はまた儚げで美しく、青い池の幻想的な雰囲気を引き立たせていますよね。

何故、池の水が青いかは水が太陽光に反射しているからだとは言いますが、それならば他の池も青く光るはずですよね?

青い池と呼ばれるほどに美しく輝くには、理由がありました。

美瑛町にある白銀温泉街。そこにある「白ひげの滝」からアルミニウムが流れ出ているのだそう!

白ひげの滝から下は美瑛川となっており、その美瑛川の水と滝の水が混ざるとコロイド状という粒子が生まれ、青い池に流れ込みます。

そのコロイド状になった粒子が太陽光に照らされると、波長の短い青い光が散乱され、その青色が目に届きやすくなり、青く見えるようになるんだそうです。

水が青いわけでは無く、池の水と太陽のいたずらで青く見えているのですね!

 

さらに、温泉成分(イオウ、石灰成分)の含まれた水により池の底の石が白くなり、より青さを引き立たせているそうなんです。

同じようにコロイド粒子が発生している美瑛川も青く輝き、その青色はBIEI BLUE(美瑛ブルー)と呼ばれているのだとか。

自然の中にも科学が溢れているので、青い池の生まれた経緯や青く見える仕組みはお子さんの学びになるかもしれませんね!

青い池にお子さんと訪れた際には、その仕組みなどを説明してあげるといいかもしれません。

観光協会のウェブサイトによると、四月の雪解け後や大雨の後は成分が薄くなることがあり、青味が少なく見えることがあるそうです。

そこでおすすめの観光時期や所要時間などを続いて調べていきたいと思います。

 

青い池の観光時期や所要時間は?

科学と自然の不思議で美しい青をいっぱいに湛える「白金青い池」ですが、白金温泉街から約3キロ、美瑛市街地からは車で30分ほどで到着することができます。

観光に必要な平均所要時間は約20分程度です。駐車場がほぼ真横にあるので、車からの移動時間もらくらくです!

じっくりと観察をしたり、カメラが趣味の方はもう少し時間を取ると良いかもしれません。

観光は通年可能ですが、冬の雪の季節は池が凍り、雪が降り積もってしまうので、当然ながら青い池は見られません。

観光協会のウェブサイトによれば2023年は暖かい日が多かったからか雪解けが例年より少し早く、4月5日には青い池が顔を出したそうです。

雪解けの状況によりますが4月の半ばくらいから、青い池全体が姿を見せてくれるかもしれませんね。

おすすめの時間帯はやはり早朝です。

観光バスも立ち寄るほどの人気スポットになっているため、休日は9時~10時頃には観光客がたくさん訪れ、遊歩道も人でひしめいてしまいます。

遊歩道は24時間開放されていますが、後述するライトアップの時期以外は灯りがなく、真っ暗になってしまうので観光には危険です。

また、雨の日やその翌日は水の中の成分が薄くなってしまったり、濁りやすくなってしまうため、美しい青色は見られない可能性があります。

おすすめの天候は、晴れ、もしくは曇りの日早朝は人が少ないだけでなく、風が少ないのも白金青い池観光に適しています。

 

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青い池 基本情報

観光スポットがいっぱいの北海道美瑛。「白金青い池」はそんな美瑛のどこにあるのでしょうか?

所在地や駐車場、見学料などの情報を調べてみました!

 

白金青い池

所在地
北海道上川郡美瑛町白金

見学料無料

駐車場
〇料金
二輪自動車(原付含む)…100円
普通自動車・小型自動車・軽自動車…500円
マイクロバス(定員11人以上29人以下)…1000円
バス(乗車定員30人以上)…2000円

〇駐車台数
普通車…270台
バス…27台

〇利用時間
5月~10月…午前7時~午後7時
11月~4月…午前8時~午後9時30分

 

青い池のすぐそばに駐車場が新設されています。
料金は令和二年より有料となっていますが、美瑛町民の方は住所のわかる運転免許証などを掲示すると無料になるとのこと。

また、駐車場の半券を掲示すると、飲食店や温泉施設、宿泊施設での割引や粗品進呈などのサービスを受けられるそうです。

美瑛町公式サイトで、青い池の近況や駐車場半券優待サービス施設をチェックしてぜひ利用してみてくださいね!

 

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青い池のライトアップはいつ?

美しい白金青い池。そんな青い池を夜でも楽しめるイベントが、ライトアップです。

ここでは幻想的なライトアップの期間や時間などの情報を調べていきたいと思います!

 

 

白金青い池ライトアップ情報

〇期間
11月1日~翌4月30日まで

〇開催時間
連日、午後9時までの開催

11月…午後5時~
12月…午後4時30分~
1月…午後5時~
2月…午後5時30分~
3月…午後6時~
4月…午後6時30分~
12月31日~1月3日までは午前2時まで点灯延長

※注意事項
悪天候時は中止の場合有り。町ホームページなどをチェックしてください
・冬期間は積雪によって青い水面は見えません
・指定場所以外は危険なため立ち入らないでください
池の中に入らないでください

 

氷が張っている箇所はもろい部分が多くあります。いたずらに入ると命の危険がありますので、絶対に入らないでください。

白金温泉にある「白ひげの滝」は通年ライトアップされているそうです!

白金温泉にご宿泊の際は、こちらのライトアップも是非楽しんでくださいね。

 

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まとめ

ここまで「白金青い池」についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?

青い池が出来上がった経緯は、噴火による泥流から町民を守るための防災堰堤でした。

そこに川からの水が流れ込み、人気の白金青い池が出来上がりました。

青く見える理由は、アルミニウムを含む水が川の水と混ざりって出来上がった細かな粒子が太陽光に満遍なく反射するからだそうです。

青い池の観光に必要な時間は約20~30分

有料駐車場も池のそばにあるので、移動も楽ちんですね!

人気のライトアップは11月~4月の終わりまで、毎晩夜の9時まで開催されています!

近くの「白ひげの滝」も通年ライトアップされているので、併せて楽しんでくださいね。

みなさんの北海道旅行が楽しいものになりますように! 日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド」についてはこちらで紹介しています。試合のない日でも楽しめますよ!

 

 

 

 

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