厳島神社の鳥居が倒れないのはなぜ?浮いているというのは本当?

観光

 

広島県といえば?
と言われて浮かぶのは様々ありますが、中でも厳島神社は多くの人が思い浮かべる広島県を代表する観光地ですよね。

修学旅行の定番スポットでもある厳島神社の大鳥居は海の中にあるのになぜ倒れないのでしょうか?水に浸かっていると土台が腐食しそうな気もしますよね。

また、大鳥居は浮いているという噂も!

謎がいっぱいの厳島神社の大鳥居について、基本情報も併せてお知らせしたいと思います!

そこで今回は「厳島神社の鳥居が倒れないのはなぜ?浮いているというのは本当?」と題してお送りしていきたいと思います!

 

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厳島神社の鳥居が倒れないのはなぜ?

松島、天橋立と並び、日本三景の一つに数えられる「安芸の宮島」として名高い厳島神社!

海の上に立つ朱色の寝殿造りの社殿は豪奢でとても美しく、様々な建造物が国宝や重要文化財に指定されています。外国人のみならず日本各地からたくさんの参拝客が訪れます。

コロナ前の2019年の宮島への来島者数は過去最高の465万7343人を数えるまでになりました。

厳島神社が世界遺産に登録されたのは1996年 (平成8年)で、当時の来島者数は、298万人足らずだったので、観光客が1.5倍に伸びています!

世界遺産に登録されると世界中の注目を集めることになり、観光客がグッと増えるのがよくわかりますね。

そんな厳島神社で目立つ存在の一つが「大鳥居」ですよね。海の中に堂々としたいで立ちで佇むその姿は、圧巻の一言です。

 
 
 
 
 
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そこで疑問に思うのが、水の中で腐りもせずになぜ、大鳥居は倒れないのだろう?という点ですよね。

潮が高くなったり、波が高くなっても厳島神社の大鳥居はその堂々とした姿を保ち続けています。

そんな大鳥居の倒れない秘密は、鳥居の構造にあるようです!

まず、厳島神社の大鳥居の背の高さは約16メートル!ビルで言えば、4階建てのものと同じくらいの高さになるとのこと。

木造の鳥居としては、国内最大級だそうですよ!

厳島神社の公式ホームページによると、大鳥居は埋め立てられているわけでなく、ただ置いてあるだけなのだというから驚きです!

現在の大鳥居は創建から数えて9代目!

一番最近では明治8年に建て替えられたそうです。ということは、大鳥居建立から140年以上も経っていることになりますね。その間、屋根の葺き替えや塗装の改修はたびたびされています。

2022年9月現在も、大規模な改修中で年内には改修工事が終わる予定です。

平清盛の創建から数えて8代目と言われていましたが、鎌倉期に社殿が消失して再建された時の鳥居も入れると現在の大鳥居は9代目のものになるという事が判明しています。

創建された年代は定かではないですが、最古の記録である平清盛の仁安3年(1168年)を創建としても約900年で9回しか鳥居が変わっていないという事実に驚くばかりです。

では、なぜ置いてあるだけなのに倒れないのか?

それは、鳥居の上部笠木島木と呼ばれる部分が箱型になっており、そこに玉石を7トンも詰めているからなのだそう!

木造でありながら、玉石や木の重さを含め、大鳥居は60トンもの重さがあるといいます。

さらに鳥居の足元には6本の柱が組み立てられているため、頑丈なたくましい足場になっていることも大鳥居を安定させている大きな要因でしょう。

さらに、さらに海底の不安定な砂場でも60トンの重さに耐えられるように約50cmの杭が30~100本ほど埋められています。これを、千本杭と呼ぶのだとか。

その千本杭の上に石を敷き詰め、大鳥居の重さに耐えうるしっかりとした地盤を作り出しているのだそうです。

これを、現代の技術でなく平安時代の職人さんたちが行っていたという部分に壮大なロマンを感じますね。

 

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厳島神社の鳥居は浮いているというのは本当?

このように、大鳥居はしっかりと大鳥居自体に重みを持たせ、海底に地盤を作り、海底に埋め込まず置くという形で設置してあることがわかりました。

なので、厳島神社の大鳥居は浮いているわけではありません

ですが、厳島神社の社殿は海の潮位によって沈まないように工夫がされています!

 
 
 
 
 
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そもそも、なぜ厳島神社が海に作られているのでしょうか?

それは、厳島神社のある宮島が昔から島自体を「」として信仰していたからだといいます。

そのために木を切ったり、土を掘ったりすることによって島を傷付けることは良くないとされていました。

島の土地を傷付けることのないよう、厳島神社は海に社殿や鳥居が建てられたというわけです。

海と言えば潮の満ち引きがありますよね。台風などの気候で高潮が起きることもあります。

それでも、なぜ厳島神社は沈まないのか?そこにはいくつか理由があるようです。

その一つに、社殿が浮く様に建設がされているという驚くべき事実があります。高波が押し寄せても社殿が倒壊しない様に、礎石の上に108本の柱を置いて、この礎石と柱で社殿と廻廊を支えています。

ただ、この礎石と柱は固定されておらず、高波が来て社殿が浮いても、また元の位置に降りるように設置されているとのこと。その昔にこのような対策が取られていたとは驚きです!

また、潮位が上がっても本殿、幣殿、拝殿が沈み切らない様に、他の部分と比べて材木一本分ほど高く建設されています。

台風などで高波が来た時はさすがに本殿まで潮が満ちてしまいましたが、ご神体の安置している玉殿だけは平安期の再建時以来、一度も海水が届いたことは無いそうです。

また、社殿群をつなぐ廻廊などの床板にはわざと隙間を作り、台風や大波でも波の圧力が分散されて破壊や倒壊を防いでいるといいます。

床板には隙間が空いていて、ハイヒールなどは床に挟まってしまったりします。拝観時には怪我の危険があるので、ハイヒールは避けた方がよさそうです。

正に先人の知恵ですね!現代のコンピューター技術がない時代、それも平安期という大昔に、この壮大な厳島神社を再建させた平清盛公の多大な情熱が伝わってくるようです

当時の宮大工などの職人の知恵と技術にも脱帽です。

 

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厳島神社の基本情報

平清盛公と当時の住人、職人たちの想いが結集した厳島神社。

行きたくなってきましたよね?ということで、厳島神社の基本情報を調べていきたいと思います。

 
 
 
 
 
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【厳島神社】

・昇殿料(拝観料)・

♦神社…大人・300円、高校生・200円、小中学生・100円
♦宝物殿…大人・300円、高校生・200円、小中学生・100円
♦共通…大人・500円、高校生・300円、小中学生・150円
◊千畳閣…大人・100円、中小学生・50円
(千畳閣には共通入場券はありません。障がい者割引、団体割引もあるので、詳しくは公式HPをご覧ください)

・アクセス・

電車…JR西日本 宮島口駅→船舶 宮島口桟橋から フェリーで宮島桟橋へ(約10分)
広島電鉄 広電宮島口→船舶 宮島口桟橋からフェリーで宮島桟橋へ(約10分)

自動車…山陽自動車道 廿日市ICより宮島口へ(約15分)→宮島口桟橋からフェリーで宮島桟橋へ
山陽自動車道 大野ICより宮島口へ(約15分)→宮島口桟橋からフェリーで宮島桟橋へ
※宮島へは車をフェリーに乗せることは出来ますがゲスト用駐車場は少なく、徒歩の観光客も多いのでお勧めではないとのこと。宮島口の駐車場等に車を停め、フェリーで宮島へと渡るのがおすすめです

・駐車場情報・

宮島口周辺駐車場…宮島口桟橋まで徒歩5分圏内の駐車場が10か所程度あります。
料金は大体一日1000円ほどが相場となっています。
混雑期は早朝で満車になってしまう事が多くあるようです。

JR宮島口裏側地域…宮島口桟橋まで徒歩10分圏内に5か所ほどあります。
全部合わせて300台分ほどの駐車が可能です。
料金は一日500円~800円ほどが相場とのこと。
フェリー乗り場周辺がいっぱいでも、この地域は空いていることも多いそうですよ。

宮島競艇周辺駐車場…宮島競艇場が管理する駐車場が5か所ほどあります。
競艇開催日は競艇利用者用になりますが、それ以外の日は宮島観光のために駐車することが出来ます。
徒歩10分圏内で、料金は一日500円~1000円が相場となります。

宮島口周辺はたくさん駐車場は有りますが、それでもやはり混雑時は駐車場が早くに埋まりがちなので、広島駅のほうに車を停め、公共交通機関を使って宮島口まで行くという方もいます。

皆さんのプランに合った駐車場を見つけてみてくださいね!

 

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厳島神社まとめ

ここまで厳島神社についてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?

厳島神社の大鳥居は、地盤から大改造し倒れない工夫を凝らした素晴らしい建造物だという事がわかりましたね。
その大きさは木製の鳥居としては国内最大級であり、高さ16メートル重さは60トンもあることがわかりました。
干潮時は歩いて鳥居の傍に行けるので、その壮大さを是非間近で味わってみてください!

また、厳島神社の社殿は高波や水圧での水没や倒壊を防ぐため、社殿が波によって浮いても元の位置に戻るように設計されていたり、廻廊の床板に隙間を開けて損壊を防ぐための様々な工夫がされていることもわかりました。

宮島へはフェリーで車ごと渡ることも可能ですが、駐車場が少ないので歩きでの観光がおすすめです!
フェリー乗り場の徒歩10分圏内にはたくさんの駐車場があり、最大で一日1000円程度で駐車できるとこりがありますので、プランに沿った駐車場を探してみてくださいね!

皆さんも厳島神社を訪れて、先人の知恵と工夫を実際に見てみてください!

楽しい広島旅行となりますように!

 

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