葵祭の巡行ルートと有料観覧席情報!2023年はどうなる?

photo credit: Patrick Vierthaler Aoi Matsuri 2018 - The Parade 葵祭 via photopin (license)
観光

京都三大祭のひとつである上賀茂神社と下鴨神社の例祭「葵祭」。2023年は4年ぶりに行われることが決まりました!巡行ルートや観覧席情報を調べてみました。

ちなみに京都三大祭とは「葵祭」「祇園祭」「時代祭」です。

正式には葵祭は、「賀茂祭」といわれ5月15日の「路頭の儀」(行列巡行)では近衛使をはじめ斎王代など総勢500人の行列が京都御所を出発し下鴨神社、上賀茂神社へと約8km練り歩きます。

葵祭行列巡行の詳しいルートと有料観覧席2023年はどうなるのかみてみましょう。

 

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葵祭の行列巡行は毎年同じ日!

 

 

葵祭は平安装束をまとった人々が練り歩く平安時代からの伝統行事だという印象が強いかもしれませんね。

葵祭は五穀豊穣と国の安泰を願う下鴨神社と上賀茂神社の例祭で毎年5月初旬からさまざまな行事が行われます。

平安装束をまとった人々が練り歩く「路頭の儀」は毎年5月15日と決まっています

数少ない王朝風俗が残されていて葵祭といわれるようになったのは江戸時代元禄7年(1694年)に祭が再興されたのち御簾から牛車、勅使等々、すべてを葵の葉で飾るようになってからといわれています。

葵祭は平安時代から盛大に行われており、その盛況ぶりは「源氏物語」をはじめ、多くの古典に伺うことができます。6世紀の中頃、欽明天皇の頃に凶作が続いたので、賀茂神の祟りを鎮めるため、4月吉日に鈴をつけた馬を走らせて、五穀豊穣を祈っ たのが始まりと伝えられています。

引用:e-kyoto

延々と途切れることなく続いているイメージの葵祭。中断や行列の中止の時期もありましたが、王朝の伝統は忠実に守られています。

行列の中止の時期

  • 応仁の乱(1467年~1477年)のあと元禄6年(1693年)の間約200年
  • 明治4年(1871年)~明治16年(1883年)の間
  • 昭和18年(1943年)~昭和27年(1952年)の間
  • 平成7年(1995年)
  • 令和2年(2020年)
  • 令和3年(2021年)
  • 令和4年(2022年)

 

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葵祭の開催日時と巡行ルートは?

葵祭開催日は5月15日

コロナウィルス感染予防のため葵祭「路頭の儀」(行列巡行)は2020年から3年連続中止となっていましたが、2023年は4年ぶりに開催されます!

葵祭の「路頭の儀」(行列巡行)は毎年5月15日です。 ※雨天順延・当日朝判断(翌日実施。両日雨の場合は行列は中止となります)

葵祭巡行ルート予定時間 (路頭の儀)

  1. 10:30頃 京都御所建礼門を出発
  2. 10:50頃 丸太町堺町御門
  3. 11:00頃 河原町通今出川
  4. 11:15頃 出町橋付近
  5. 11:40頃 下鴨神社に到着 社頭の儀

再び祭列を整えて上賀茂神社に向かって出発します。

  1. 14:20頃 下鴨神社を出発
  2. 下鴨本通
  3. 14:40頃 洛北高校前
  4. 北大路通
  5. 14:55頃 北大路橋
  6. 賀茂川堤
  7. 15:30頃 上賀茂神社に到着 社頭の儀

 

葵祭巡行順路

 

出典:e-kyoto

 

5月15日早朝に京都御所に参集、宮中の儀が行われます。

午前10時半ころに参加者約511名、馬36頭、牛4頭、牛車2基、輿1台の王朝行列が建礼門前を出発し、先頭からの行列の長さは約1Kmにも及びます。およそ8Kmの道のりを巡行します。

本 列
♦ 第1列 検非違使(けびいし)・山城使(やましろづかい)等
♦ 第2列 御幣櫃(ごへいびつ)・馬寮使(めりょうづかい)・牛車(ぎっしゃ)等
♦ 第3列 舞人(まいびと)・近衛使(このえし)等
♦ 第4列 陪従(べいじゅう)・内蔵使(くらづかい)等

斎 王 代 列 
♦ 斎王列 斎王(さいおう)・女人(にょにん)

 

 
 
 
 
 
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正午前に 下鴨神社に到着すると社頭の儀があり、東遊や走馬などが行われます。
午後には再び祭列をととのえて上賀茂神社へは午後3時半頃に到着します。

 

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葵祭有料観覧席

葵祭は多くの見物客でにぎわいます。特に京都御苑や下鴨神社は大変混雑するのでゆっくりと観ることはできません。ですが、行列の長さが1kmほどあるので沿道の空いている所を探せばゆっくり観ることができます!

京都御苑と下鴨神社には有料観覧席が用意されています。ゆっくり座って観るために有料観覧席を利用するのもいいかもしれませんよ!3月末にはチケット販売の詳細が発表される予定です。

  • 開催日

2023年5月15日(月)
雨天の場合は16日に順延されます。
※順延かの判断は当日早朝に判断されます。
・午前6時頃 京都市観光協会(京都観光Navi)で案内があります。
・電話:075-213-1717(京都市観光協会)午前7時からの予定です。

  • 有料観覧場所・行列先頭通過時間
    ・京都御苑(建礼門前南側) 午前10時30分頃通過
    ・下鴨神社参道 午前11時40分頃通過
    先頭から最後まで通過するのに約1時間かかります。

 

  • 料金券種・料金(1席当り・税込)
    一般席(最前列)   4,500円
    一般席(2列目以降) 3,500円
    まなび席(最前列)  9,500円
    まなび席(2列目以降)8,500円
    ※まなび席は下鴨神社のみ、イヤホン解説付

チケットぴあは→→こちら

 

  • 注意事項

順延の場合はそのまま観覧席券は有効なのでそのまま利用できますが払い戻しはできません

順延の場合でも葵祭を観られるように15日、16日の予定を空けておきましょう。

 

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葵祭のルートと有料観覧席 まとめ

葵祭に合わせて京都観光をする人も多いと思いますが、人気のある祭なので混雑は避けられないでしょう。

総勢500人を超える平安絵巻さながらの行列は圧巻ですのでぜひ観てもらいたいものです。

行列を最初から最後まで観ると1時間ぐらいかかりますが、写真を撮りながら観ているとあっという間に行列は通過してしまいますよ!

葵祭の斎王代の費用はいくらかかるのかや、決め方についてはこちらの記事で紹介しています。

 

 

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