興梠一郎の経歴や学歴評判は?中国情報ツウになったのはなぜ?

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興梠一郎(こうろぎ いちろう)さんは、中国ウォッチングの第一人者と言われている方で学歴

そんな中国ウォッチングの第一人者、興梠一郎さんについて調べてみました。どんな評判や学歴、経歴の持ち主なのでしょうか、また中国情報ツウになったのはなぜなのでしょうか。

今回は「興梠一郎の経歴や学歴評判は?中国情報ツウになったのはなぜ?」と題してご紹介します。

 

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興梠一郎の学歴や経歴は?

 

 

「大学で、中国について学んでいる」「中国に興味がある」そんな人の中には、興梠一郎さんをご存知の方も多いでしょう。

ですが、たいていの方には馴染みのない人物ではないでしょうか。名前の読み方も「コオロギ」ってなかなか読めないむずかしい漢字ですよね。サッカー元日本代表の興梠慎三選手とおなじ苗字です。サッカーファンでないなら「コオロギって変わった苗字の人だな」という印象を持たれる方もいるかもしれませんね。

興梠一郎さんは近年、情報番組のコメンテーターとして出演されることが増えています。ウクライナ侵攻のニュースでは中国政府の考えなどをわかりやすく伝えてくれています。

そんな興梠一郎さんの学歴や経歴はどういったものなのでしょう?

興梠一郎さんは、九州大学経済学部を卒業後、三菱商事に入社。三菱商事では、「中国チーム」に従事されていました。

九州大学は、長い歴史を持ち、日本の近代化や、欧米の先進文化の紹介と普及に力を入れていた大学です。現在も、斬新な大学革命を進めています。

興梠一郎さんは三菱商事を経て、その後は、カリフォルニア大学バークレー校の修士課程を終了しました。

カリフォルニア大学バークレー校は、カリフォルニア大学の発祥校であり、各種世界大学ランキングで常に上位に位置する教育機関です。

中国を本質から究めたいと思っていた興梠さんは、その頃、太極拳に凝っていました。英語力もさらに向上させたいという思いと、ちょうどカリフォルニアに著名な太極拳の先生もいたこともあり、中国研究で有名なバークレーに行くことに決めたのだそうです。すでに東京外国語大学大学院に受かっていましたが、休学して留学し、帰国後に復学しました。

帰国後は東京外国語大学大学院の修士課程を終了されています。

東京外国語大学は、東京府中市に本部を置く国立大学です。国際教養プログラムがあり、選択した言語と地域の基礎的な教養が学べます。

また留学生との交流も盛んで、各国からの留学生と授業やサークルなどの活動を通じて英語でコミュニケーションが取れる大学です。

大学を卒業し、商社での経験を経て、アメリカの大学、そして日本の大学院で修士課程を終了するなんて、興梠さんはすごいエネルギーと熱意のある方なんですね!

その後、興梠さんは外務省専門調査員として香港に派遣されるのですが、香港は中国情報の宝庫だったそうですよ。

帰国後は、外務省国際情報局分析第二課専門分析員、参議院第一特別調査室客員調査員などを務めました。

現在興梠さんは、神田外語大学外国語学部アジア言語学科中国専攻長の職務に就いています。

難しい言葉が並んでいますが、つまり外務省で専門調査員や分析員を歴任されていたのです。

興梠一郎さんは、とても勉強家でエリートな方なのですね!そして常に冷静で、番組出演中も決して興奮した物言いをされることはありません。大学の講義を受けてみたいです!

 

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興梠一郎が中国情報ツウになったのはなぜ?

 

 

興梠一郎さんは、先述した通り三菱商事に勤めていた元商社マンです。

 

商社とは、食品や医療品、繊維や鉄鋼、石油、自動車など様々なものを取引する会社のことです。そして、商社マンとは一般的に総合職として営業などに関わる人を指します。

 

興梠一郎さんは商社に就職してから留学で中国語を学び、商談の通訳などをしていました。工場視察や出張などの仕事をするうちに、中国の現実に直面し、共産主義社会への関心が膨らんでいったそうです。

商社でモノとヒトの流れを勉強することができたことは、興梠さんの現代中国研究にとっての原点でもあったようです。

 

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興梠一郎は中国に入国できる?

興梠一郎さんは、中国で共産主義社会を目の当たりにされ、中国研究家の第一人者となっていますが、今後も中国に行き来されるのでしょうか?

中国には「反スパイ法」なるものがあり、外国人が逮捕される事件が多発していますよね。日ごろから中国の内情を赤裸々に公開している興梠先生が中国に入国した際は、即いちゃもんをつけられ拘束されるリスクは高いかもしれませんね。

さらに、中国政府は国家の安全にかかわる通報を奨励する法律を施行しました。通報は匿名でも受付けられ、特別重大な情報には報酬金は日本円で最大で200万円支払われるとか!

この法律により、安易に拘束されてしまいそうで興梠先生も中国に入国するのは怖いでしょうね。たぶん、中国が民主化されるまで中国へは入国されないでしょうね。

追記→→2023年4月末、中国政府は反スパイ法を改正しました。あらゆる事象に関して、反スパイ法の名の下で逮捕、拘束ができるようになりました。しかも密室裁判なので恐怖ですよね。

中国でスパイの定義は曖昧で、法律の運用の全ては当局のさじ加減で決まります。改正法がスパイ行為の通報を全ての国民に義務付けたことから、日系企業の駐在員の方たちはびくびくしながら暮らさなければいけない毎日がストレスですね。中国の民主化はどんどん遠のきそうです(>_<)

 

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興梠一郎 プロフィール

興梠一郎さんは、大分県出身です。出身中学校・高校や、幼少期のエピソードなどの情報は、見つけることができませんでした。

もしかすると、ご本人が公表を控えているのかもしれませんね。

興梠一郎プロフィール

興梠一郎(こうろぎ いちろう)
生誕:1959年?月?日
出身校
九州大学
カリフォルニア大学バークレー校
東京外国語大学
研究分野:現代中国論 研究機関:神田外語大学

 

興梠一郎さんは九州大学を卒業後、三菱商事中国チームに配属。三菱商事を経て、カリフォルニア大学バークレー校、東京外国語大学の修士課程を終了しました。

ビジネスを通して中国という国を知っていくうちに、もっと深く中国のことを学びたいと思い、研究の道を志したそうです。

現在は、神田外語大学外国語学部アジア言語学科中国専攻長を務めています。

現代中国の実態を、多面的に解明することを目指しているそうです。

政府が統制する公式報道や、学術資料だけではわからない、民衆の声をインターネットなどで拾い集め、中国の実態を描き出すところに中国研究の面白さがあるんだとか。

 

 

 

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興梠一郎 まとめ

興梠一郎さんは、中国ウォッチングの第一人者として知られていますが、どういった学歴や経歴の持ち主で、なぜ中国情報ツウになったのかを調べました。

興梠一郎さんは、元商社マン、2つの大学院の修士課程を終了するなど、非常に優秀かつエリートな方だということがわかりました。

確かに、中国という国は、日本から見ても少し特殊であり、独自の政策をとっていますよね。

ビジネスを通して中国と関わっていると、外側からは見えない内情なども垣間見えて、もっと知りたいという気持ちが出てくるのかもしれません。

興梠一郎さんは、外務省で専門調査員や分析員も歴任されています。

現在は、大学で教鞭をとっておられますが、興梠一郎さんの元で学ぶ学生さんの中から、興梠一郎さんに続くような方が出てくることを期待したいですね♪

中国ウォッチングといえば、元朝日新聞社の解説委員だった峯村健司さんは中国当局に20回以上も拘束されたことがあるそうです。峯村健司さんについてはこちらで紹介しています。

 

峯村健司の経歴や評判は?中国で拘束20回も経験あるって本当?

 

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