広島サミット会場ホテルはどこにある?アクセスや周辺観光地も調査

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2023年5月19日より3日間開催された広島G7サミット

サミットは7か国の首脳陣とEU代表が集結し、世界経済や地域情勢などを話し合い文書にまとめる会議のことです。

そんなG7サミットが開催される広島の会場ホテルは、どこにあるのでしょうか。警備しやすいのでしょうか?周辺の観光地も気になります。

また、日本で開催された歴代のG7ホテルも調べてみました。

そこで今回は「広島サミット会場ホテルはどこにある?アクセスや周辺観光地も調査」と題してお送りします!

 

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広島G7サミット会場ホテルはどこにある?アクセスは?

今回、広島G7サミットの会場となっているホテルは、広島市の南部、宇品島にある「グランドプリンスホテル広島」です。

こちらのグランドプリンスホテル広島は、瀬戸内海国立公園に面したホテルで2016年のG7外相会合の会場にもなりました!

他にも、2022年12月にも有識者による核軍縮についての会議「国際賢人会議」でも会場として使用されました。

何度も国際会議やサミットの会場になるという事は、それだけ安全性が高いのでしょう。

今回の広島G7会場であるグランドプリンスホテル広島は、サミット会場としては珍しい、都市部に近い場所にあるのですが、宇品島という島の端に立地しているため警備しやすいそうです。

人口はおよそ1500人という宇品島は、本州とたった1つの小さな橋でつながっているのですが、その1本道も5月15日から封鎖されています。住民の方たちも大変ですね。

G7会場となるグランドプリンスホテル広島へのアクセスは、島に続く橋を一本封鎖するだけで、外界と遮断できる「国際会議にうってつけの場所」というわけです。

ドローン攻撃に備え、電波でドローン飛行を妨害する機材も導入されているとか。

広島県警も、「サミット対策課」を設け、全国の都道府県から応援を受け警備強化に力を入れているようです。

ワーキングランチや社交夕食会にて提供されたお食事、2種類のG7サミット特別メニューが予約で味わうことができるそう!

周辺の観光地へも近そうですし、サミット終了後は是非一度行ってみたいリゾートホテルですね。

♥ グランドプリンスホテル広島所在地
〒734-8543 広島県広島市南区元宇品町23-1 TEL:082-256-1111

♥ アクセス
・JR広島駅新幹線口(北口)から無料シャトルバスで約30分
・広島電鉄 元宇品口電停から徒歩約15分
・JR 広島駅からタクシーで20分 

車の場合
・広島港から車で約3分。広島高速3号線宇品出口から約3分。
・広島空港から55km
[関西方面から]山陽自動車道広島東I.C.から17km
[九州方面から]広島岩国道路廿日市I.C.から24.4km
・駐車場(440台)1泊500円

公式サイトはこちら

 

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広島G7サミット会場ホテルの周辺観光地は?

広島といえば、多くの観光客が訪れる全国的にも有名な観光地ですよね。

そんな広島には平和公園宮島など、有名な観光スポットがありますが、G7サミットの開催によって、観光地への影響などはあるのでしょうか?

平和公園、宮島などのサミット中の制限などを調べてみました。

立ち入りに制限がされる観光地

〇平和公園

・期間
5月18日(木)12:00~サミット関連行事終了時(21日予定)の間

・休館する施設
広島平和記念資料館
広島国際会議場
広島市平和記念公園レストハウス
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館

〇宮島

・期間
5月18日(木)12:00~20日(土)14:00まで
※住民用識別証を国から発行された方以外、原則として宮島へ入島出来ないようです

・入場できない施設
厳島神社(厳島神社、千畳閣、宝物殿)…5月19日(金)~5月20日(土)14:00
宮島水族館、宮島歴史民俗資料館、宮島伝統産業会館…5月19日(金)~5月21日(日)

 

主な観光地である平和記念公園や宮島は首脳陣が視察に訪れる予定があるので、警備強化の為に入場規制を行うようです。

 

他にも首脳陣が来訪を希望する場所がある場合、警備の都合上、観光ができなくなる時間帯があるので、ご注意ください!

また、宿泊施設の確保が難しい点から、観光地のみならずカープの試合が5月8日~22日の間、本拠地のマツダスタジアムでは行われません。

また自動車メーカーのマツダは開催時期に本社工場と防府工場の5日間の稼働停止など、イベントや企業にも影響が出るそうです。

サミット開催時期は、交通の面でも運航停止やダイヤの変更があるようなので、丁度その時期に旅行の予定がある方は、プランの立て直しなどしてみると良いですね!

 

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日本開催の歴代G7会場ホテルはどこ?

これまで日本では過去に6回、会場は4か所で行われています。

これまでの開催地と開催年

♦ 東京サミット…1979年、1986年、1993年

♦ 九州・沖縄サミット…2000年

♦ 洞爺湖サミット…2008年

♦ 伊勢志摩サミット…2016年

 

それぞれの開催地で、日本の誇る素晴らしい建物やホテルが開催場所として選ばれてきました。

そんな開催会場をご紹介しましょう。

〇東京サミット開催場所
赤坂迎賓館…皇居からほど近く、明治42年に東宮の御所として建築されましたが、使い勝手が悪く、後に図書館や裁判所、東京オリンピック組織委員会の庁舎などに使用されましたが、外国からの国賓を迎えることが多かったために「迎賓館」として使われるようになったそうです。
まるで海外の豪華なお城のような造りであり、本当に日本かと目を疑ってしまうような美しい建物です↓

 

〇九州・沖縄サミット開催場所
万国津梁館、ザ・ブセナテラス…北部の名護市、東シナ海に面する部瀬名(ぶせな)岬の先端にあるリゾート施設内にある県立の施設。サミットに合わせて施設利用が開始されたそう。
会議の会場である万国津梁館(ばんこくしんりょうかん)はザ・ブセナテラスというホテルの奥まった場所にあり正に沖縄のリゾート!という施設で、オレンジの屋根瓦が特徴的です↓

 

 

 

〇洞爺湖サミット
ザ・ウィンザーホテル洞爺…標高約625メートルの「ポロモイ山」という山の山頂に建っています。間近に洞爺湖を望むリゾートホテルで、ゴルフ場やスパ、様々なレストランなど、豪華な気分を楽しめます。
ちなみに「ポロモイ」はアイヌ語で「広い入り江」という意味だそうです↓

 

 

〇伊勢志摩サミット
志摩観光ホテル…志摩半島、英虞湾(あごわん)を望む丘の上に建つホテルです。
首脳陣が会議をしたのはザ・クラシック、宿泊したのはザ・ベイスイートという棟です。日本の伝統美とモダンなデザインが融合した優雅なお部屋がとっても素敵です。

 

 

 

ホテルへの宿泊はもちろん、東京サミット会場となった赤坂迎賓館も、見学できる公開日があるそうです。

赤坂迎賓館のホームページで公開日をチェックし、興味がある方は是非訪れてみてくださいね!

 

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まとめ

まもなく開催される広島G7サミット。

今年の開催場所は広島市の宇品島にある「グランドプリンスホテル広島」です。
橋を一本封鎖すれば外界と遮断ができるため、中心地が近いながらも警備のしやすい立地のホテルなのですね。

また、サミット開催期間は、平和公園や宮島などが入場できなくなる期間があるので、インターネットや問い合わせなどで確認をすると安心かもしれません。

日本ではこれまで、過去に6回、4か所でサミットが開催されています。

それぞれリゾートホテルや迎賓館で行われ、有意義な会議が行われたことでしょう。

ホテルへの宿泊はもちろん、迎賓館も見学ができるので興味がある方は是非チェックしてみてくださいね!

次のG7サミットが開催されるのは2030年。次はイタリアのどこで開催されるのか、楽しみです。

 

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