名古屋城のシンボルといえばもちろん金のしゃちほこ(金しゃち)ですね。16年ぶりに3月から地上に降ろされ公開されましたね。
この金のしゃちほこは間近で見るとびっくりするほど大きいですがその値段はいくらくらいなのでしょう?大きさやしゃちほこの意味も気になります。
今回は「名古屋城の金のしゃちほこの値段はいくら?大きさや意味も調査!」と題してお送りします。
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目次
名古屋城の金のしゃちほこの大きさは?
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名古屋城の金のしゃちほこの大きさは雌雄それぞれ、
高さが約2.6メートルそして重さは約1.2トンもあるのです。
サッカーのゴールの高さが2.44mでバスケットボールのゴールの高さが3.05mなのでちょうど金のしゃちほこはその中間ぐらいの高さになりますね。
そしてなんといっても「金のしゃちほこ」の名の通り、雌雄のしゃちほこ合わせて18金を88.08kg(雄44.69㎏、雌43.39㎏)も使っているんです。
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名古屋城の金のしゃちほこの値段は?
2021年7月21日の18金の相場を調べてみると1グラムあたり5240円でした。
計算すると、、
- 雄:5240円×44690g=2億3417万5600円
- 雌:5240円×43390g=2億2736万3600円
で合計4億6153万9200円になります。
なんと金のしゃちほこだけで4.5億円以上するという代物です!金の相場は、今後上がる傾向にあるので、しゃちほこの価値もあがりそうです。
江戸時代から333年もの間親しまれた名古屋城は1945年の名古屋大空襲によって大部分を焼失してしまいました。その後、天守閣は鉄筋コンクリートで復元され現在の2代目金のしゃちほこが天守閣を護っています。
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名古屋城の金のしゃちほこの意味
しゃちほこは元々お城の天守閣や櫓の屋根の上にある装飾のひとつです。
鯱という漢字でわかるように「魚編に虎」の「しゃち」とは実在する生き物ではありません。想像の生き物ですね。
頭の部分は「龍」や「虎」という説があり、胴体は「魚」で天に向かって反り返る尾を持っていますね。魚なのでうろこがあるのがわかります。112枚のウロコがあります。その昔は純金製でウロコが剥がされ盗難にあったとか。
「しゃちほこ」の「ほこ」は形から鉾のようにそそり立っていることからついた名前のようです。
つまり想像の生き物「しゃち」が「鉾のようにそそり立っている」ことから「しゃちほこ」と言われるようになったのですね。
しゃちほこは、建物が火事になると口から水を吐きだして消してくれるという伝説があることから、城の屋根の上に乗せられ、鬼瓦のように守り神として大切にされてきた魔除けの意味もあるのでしょう。
金色に装飾したしゃちほこは「金鯱」と呼ばれるようになり、名古屋のしゃちほこも金色に装飾されたことから「名古屋城のシンボル金のしゃちほこ」と呼ばれるようになりました。
名古屋城以外にも金のしゃちほこがあったとされるお城があります。
安土城
大坂城
江戸城
駿府城
伏見城
金のしゃちほこの戻し方は?
名古屋城のてっぺんに「金のしゃちほこ(金しゃち)」をどのようにして設置するのでしょう?
鉄枠に入った金しゃちをヘリコプターが雌雄一体ずつワイヤでつり15分ほどかけてゆっくりと天守に戻すそうです。
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名古屋城の金のしゃちほこの値段&大きさや意味まとめ
名古屋城の金のしゃちほこの値段は18金の相場から雄雌合わせて4億6153万9200円です。
金のしゃちほこの大きさは高さが約2.6メートル、重さ約1.2トンです。
ウロコの枚数は各112枚あります。
今回地上の展示ということで破損や盗難に備えて5億円の保険が掛けられたとか。
ヘリコプターでつり下げられ、再び天守閣に無事戻りました。これからはまた下から金のしゃちほこを眺めましょう!
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