液体ミルクの温め方は?缶タイプと紙パックはどっちがおすすめ?

育児

 

数年前から発売されて、手軽さが人気となっている液体ミルク

そのまま飲ませることも可能ですが、できれば温めたミルクを飲ませてあげたいと思うのが親心!

そんな液体ミルクの温め方、気になりますよね!

また、缶タイプ紙パックタイプ、どっちがよりおすすめなのかも気になります!

そこで今回は「液体ミルクの温め方は?缶タイプと紙パックはどっちがおすすめ?」と題してお送りします!

 

スポンサーリンク

液体ミルクの温め方は?外出先ではボトルウォーマーが便利!

 

 

液体ミルクとは、すでに調乳済みのミルクが缶や紙パックに詰められて発売されている商品です。

2018年から日本でも解禁となった液体ミルクですが、発売のニュースを見た時には「もっと早くこんなものが欲しかった!」と思ったものです。

また新生児から飲ませられる液体ミルクは、災害時にも安定してミルクを飲ませられるので、その点でもとても素晴らしい商品ですよね。

 

そんな液体ミルク、普段の粉ミルクの代わりに利用することももちろん便利ですが、特に便利さを感じるのは外出時ではないでしょうか?

 

キューブ型の粉ミルクなどもあり、そちらもミルクの粉を外出先で量ることなく使えて便利だったのですが、液体ミルクは便利さが段違いです!

哺乳瓶に移すだけで、そのまま飲ませてあげることができるのですから!

それでも、やっぱり温かい方が赤ちゃんの飲みが良い気もしますし、冬の寒い時はなるべく温めて飲ませてあげたいですよね。そんな時にどう温めればいいのか、調べてみました!

まずは、湯煎です。

お湯を入れた水筒と、湯煎用に水筒のコップを利用します。

出先に調乳室があればお湯は必要ありませんが、どこにでもあるとは限りませんよね。車内などでミルクをあげたい時にはやはりお湯は自前で用意しておいた方が安心です。

ですが、やはりお湯の入った水筒を持って出かけるとなると、「粉ミルクの荷物と変わらないのでは…?」と液体ミルクの便利さが半減してしまいます。そこで、別の方法を探してみました。

 

災害時にも使用法を推奨されているカイロで液体ミルクを温めるという方法もあります。

こちらは、貼らないタイプのカイロと、保温バッグを使用します。

一番温かさをキープできるのは、出かける前にぬるま湯で少しだけ液体ミルクを温めておくことです。

 

注意:缶タイプの液体ミルクには「湯煎・直火で温めないでください」と注意書きがあります。
湯煎の際は熱湯ではなく、指を入れてもやけどしない程度の温かいお湯でゆっくりと温めてください

 

少しだけ温めた液体ミルクの缶を、カイロで包み保温バッグに入れます。

カイロが熱を発している間、ミルクも温められた状態なので、温かさをキープしたまま持ち運びが可能です。

液体ミルクの容器より少し大きめのボトル用保温バッグだと、温かさが逃げなくていいかもしれません。

こちらのデメリットとしては、カイロ代がかさんでしまう事と出かける前の準備が多少手間がかかるというところでしょうか。

ですが月のお出かけが、数時間で数回程度という方にはこのカイロで温める方法はおすすめです。

更に手軽に持ち運びたい!という方には、ミルクウォーマー、ボトルウォーマーが断然おすすめです!

 

 

 

 

 

ボトルウォーマーとは、水やお湯を哺乳瓶に入れて調乳の為の温度にし、保温しておくための商品となっています。

もちろん、液体ミルクの温め、保温も可能ですよ。

大体2000円~4000円程度で購入することができ、商品によってはUSB接続端子で充電ができます。

さらには離乳食の温めもできる商品もあるので、ミルクを卒業してからも使える優れものです。

モバイルバッテリーも併用すれば、お出かけのみならず、旅行でも役に立つのではないでしょうか?

デメリットとしては初期投資が少しかかってしまいますが、お出かけが多いご家族や、長距離で出かけることが多い方にはとってもおすすめです!

 

 

 

液体ミルクは缶タイプと紙パックはどっちがおすすめ?

現在、液体ミルクで一番のシェアを誇っているのが缶タイプの「明治ほほえみ らくらくミルク」と紙パックタイプの「グリコ アイクレオ 赤ちゃんミルク」ではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

他にも、缶タイプでは「雪印 ビーンスターク液体ミルクすこやかM1」、手軽さでは一番のパウチタイプ「森永 はぐくみ液体ミルク」などが発売されています。

 

 

 

お子さんが粉で飲んでいるミルクのメーカーで液体ミルクを選んでいる方も多いことでしょう。

缶タイプと紙パックタイプではどちらがおすすめかというと、お子さんの飲む量や粉ミルクとして使っているメーカーと同じものがいいという好みなどで変わります。

ですが、例えば災害時などは缶タイプをおすすめします。

缶の液体ミルクは、熱伝導でカイロなどの保温器具で温めやすく、また紙パックタイプより長期保存が可能なので、備蓄できます!

また忙しくてすぐにミルクを準備したい!というときでも赤ちゃんを待たせずに缶を開けて素早く哺乳瓶に移せるので、焦る必要がありません。

 

お出かけの場合は、紙パックタイプがおすすめかもしれません。

赤ちゃんとのお出かけは荷物がたくさんで大変ですよね。

紙パックタイプは缶より容器も容量も軽いので、少しだけ荷物を減らすことが可能です。

このように、状況によっておすすめ度は変わりますが、やはり液体ミルクは便利なアイテムですよね!

続いては、液体ミルクのメリットとデメリットをみてみましょう。

 

スポンサーリンク

液体ミルクのメリット&デメリット

とっても便利な液体ミルク。

そんな液体ミルクの、メリットとデメリットをそれぞれ調べてみました。

液体ミルクのメリット

長期保存が可能
缶タイプの方が紙パックタイプより半年ほど保存期限が長いことが多いですが、滅菌、密封処理がされているため半年から一年ほどの使用期限があります。災害用の備蓄に適しています。

アタッチメントでらくらく飲ませることができる
メーカーによりますが、アタッチメントを入手することで哺乳瓶にうつさずそのまま飲ませることができます。缶タイプのみでなく、紙パックタイプにアタッチメントがついている商品もあります。

哺乳瓶にうつしやすい
普通の飲み物の缶のように開けられるので、コップに移す要領で哺乳瓶に移しやすいです。紙パックタイプは付属のストローをさすと哺乳瓶に移しやすくなるよう工夫されています。

月齢によって選びやすい
缶タイプは紙パックタイプより量が多く入っている場合が多いので、たくさん飲む子におすすめです。
紙パックタイプは量は少ないですが、もし足りなければ粉ミルクを足すなどの工夫がしやすくなっています。

持ち運びに便利
密閉されているので、中身がこぼれてしまう心配がいりません。荷物の軽減お出かけ前の準備の手間を減らすことができます。

 

 

液体ミルクのデメリット

値段が高い
まだ広く普及しているわけでは無いのでどうしても粉ミルクより単価が高いですね。

選択肢が少ない
粉ミルクに比べると、やはり圧倒的に商品展開が少ないので選択肢が狭まってしまいます。それでも粉ミルクメーカーの液体ミルクも発売が増えてきているので、今後に期待ですね。

温めにくい
常温商品なので、やはりその場でお湯で作るミルクより温度が下がってしまいます。その為、赤ちゃんの飲みが悪くなる場合もあります。そんなときは、カイロやミルクウォーマーなどで工夫をしてみてくださいね ♪

アレルギーが出る可能性がある
液体ミルクでも粉ミルクでもアレルギーが出る可能性はあるのですが、完全母乳から液体ミルクに変わった場合、完母の間にミルクアレルギーを発症する場合があるそうです。
液体ミルクを初めて飲む場合は、万が一に備えてかかりつけ医の診察時間内で試すことをお勧めします。

 

このように、液体ミルクは一長一短でそれぞれのメリット&デメリットがあります。

お子さんの月齢や飲み具合、親御さんの状態などに合わせて使い分けてみると楽チンさが少し増すかもしれませんね。

 

 

スポンサーリンク

まとめ

ここまで液体ミルクについてご紹介してきました。

液体ミルクの温め方は、カイロやボトルウォーマー、湯煎などさまざまな方法がありますが、おすすめはボトルウォーマーが便利です。

液体ミルクの缶タイプは災害備蓄にも便利で、紙パックタイプはお出かけにおすすめです。

液体ミルクにはメリットもデメリットもありますが、状況に合わせて使い分けていくと便利になることもわかりました。

お子さんの成長を願う親御さんのお力に添えられたら、嬉しいです。液体ミルクで大変な子育てが少しでも楽チンになるといいですね。

時短調乳についてはこちらの記事で紹介しています。

 

粉ミルク作り方時短で熱湯に水を足すのはOK?夜中の時短調乳は?

 

スポンサーリンク