産後のお母さんが直面する色々な不安や疑問は尽きないですよね。中でも授乳期の飲食には特に気を遣うママさんも多いことでしょう。
妊娠中や授乳期にお酒やたばこがNGであることはよく知られていますが、紅茶やコーヒーは何杯までなら大丈夫なのでしょうか?赤ちゃんへの影響が心配です。
授乳期に紅茶やコーヒーを飲む回数や、気をつけることはあるのでしょうか?他にも食べない方がいいものなども調べてみました。
今回は『授乳期の紅茶は何杯まで?コーヒーの影響や気をつけることはある?』と題してご紹介します!
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授乳期の紅茶やコーヒーは何杯まで?
授乳期のママさんが紅茶やコーヒーを飲んでも大丈夫なのでしょうか?
まず心配になるのが、カフェインです。コーヒーや紅茶にはカフェインが多く含まれていますよね。
授乳期のお母さんがカフェインを摂取するとその1%くらいのカフェインが母乳を通して赤ちゃんに移行するといわれています。
1%なら普段紅茶やコーヒーを少し飲んだくらいでは赤ちゃんにそれほど影響はないようにも思えますが実際はどうなのでしょう?
授乳期のママさんは紅茶やコーヒーを何杯くらい飲めるのでしょうか?
今日のティータイム
妊婦さんや授乳期に紅茶を飲みたい方にオススメなマリアージュフレールのマルコポーロルージュ。
ルイボスティーなのでノンカフェイン。ルイボスティーの独特な癖もなく、しかもとても美味しい!さすがマリアージュの紅茶。 pic.twitter.com/ayGcwGLlsV— Mrs.Morris ミセスモリス🪡 Twiggy (@twiggy_666) February 10, 2018
妊娠中はカフェインが体の外に排出されるのに時間がかかってしまうので、カフェインの摂取量が少ない量でも悪影響が心配されますが、授乳期は妊娠中と少し違ってきます。
とはいえ、お母さんの飲食したものが母乳を通して赤ちゃんが摂取するのですから、やはりカフェインの摂り過ぎには気をつけないといけませんね。
どのぐらいの量ならカフェインを摂っても大丈夫なのでしょう?
今のところ日本では、厚生労働省による妊娠中や授乳期の1日あたりに摂取してもよいカフェイン量の決められた基準はないようです。
諸外国では基準があります。次の量を参考にしてください。
WHOでは授乳期でも1日300mg、
欧州食品安全機関では1日あたり200mgのカフェインを摂取してもよいとされています。
目安としては、紅茶なら4杯程度、コーヒーなら2~3杯までなら飲むことができます!
海外の機関が発表している基準ですが参考にしてみてはどうでしょうか。紅茶好きのママさんにとっては、うれしいですよね。
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授乳期のカフェインで気をつけることは?
紅茶やコーヒーが好きな人にとっては断つということはとても難しいことですよね。
育児中のストレスや疲れを癒やし、ティータイムで一息つくのも必要なことです♪
推奨されている量を超えたからといって、たちまち赤ちゃんに影響が出て危険というレベルではないので無理をしてやめる必要はないと考えます。
授乳期のママさんが飲んでも大丈夫な量は、紅茶なら4杯程度、コーヒーだけなら2~3杯までということがわかりましたが、授乳期に気をつけることはあるのでしょうか?
そもそも母乳は血液から作られますが、その9割近くは水分でできています。なので、授乳期はしっかりと水分補給することが大切です。
目安としては、1日に2〜2.5リットルほどの水分が必要と言われています。かなりの量ですが、こまめに水分補給をして、水分不足にならないようにしましょう。
だからといって、私たちが普段よく口にする飲み物の中には紅茶や紅茶以外にもカフェインが多く含まれているものがあるので注意が必要です。
例えば緑茶やウーロン茶、コーラや栄養ドリンクにもカフェインが含まれています。授乳期はできればデカフェ(カフェインフリー)の飲み物を選びたいですね。
せっかくカフェインの量を気にしていても、普段何気なく飲んでいるものでカフェインをたくさん摂ってしまっては無意味になってしまいますよね(>_<)
紅茶やコーヒーにもカフェインフリーのものがあります!
授乳期に食べない方がいいものはある?
大切な赤ちゃんのことを考えれば考えるほど、お母さんの心配事は尽きませんよね。
母乳はお母さんの食べたり飲んだりした栄養が血液となり、そして母乳となっていくことを考えると、授乳期に食べない方がいいものはあるのでしょうか?
ズバリ!特にないと考えます。ですが、なるべく控えた方がいいとされている食べ物や飲み物はあります!
赤ちゃんが飲む母乳は、ママの血液から作られるので、糖質や脂質を摂りすぎると、血液がドロドロになり、母乳の質が悪くなるといわれています。
脂質の多いファストフードやインスタント食品は、手っ取り早くついつい食べてしまいがちですが、母乳の質を考えると赤ちゃんのためには、あまり食べない方がよさそうですね。
アルコール入りのお菓子なども控えめにしましょう。授乳期のアルコールについてはこちらの記事をご覧ください。
昔からの名残や言い伝えなどでも、「甘いものや辛いものは食べない方がいい」とか、「高カロリーで高脂質なものは食べないほうがいい」などとよくいわれているのは母乳の質を考えてのことだったのですね♪
コーヒーや紅茶も飲む量やタイミング(授乳前でなく授乳後)を考えればいいでしょうし、なんでも適度がいいはずです。
何よりもお母さんが健康でいられるバランスのとれた食事が一番なのではないでしょうか。
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授乳期の紅茶コーヒー まとめ
授乳期のママさんでも紅茶やコーヒーを楽しめることがわかりました♪
紅茶やコーヒーに含まれるカフェインの摂りすぎに気をつけたり、飲むタイミングを授乳前ではなく授乳後にするなど工夫すれば全く問題なさそうですね♪
赤ちゃんを思えばこその心配事ですが、あまり神経質にならず紅茶やコーヒーをいただきながら息抜きし、お母さん自身の健康も大事にして欲しいと思います!
お母さんの身体と心の健康が、きっと赤ちゃんへの健康への近道だと思うからです♪
授乳期のアルコールについてはこちらの記事をご覧ください。
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