離乳食卵黄の進め方は?毎日でもいい?全卵や卵白の与え方は?

育児

お子さんの離乳食が始まると、いろんな食材を食べさせてあげたい気持ちと同時に、アレルギーの心配も出てきますよね。

卵は食物アレルギーの中でも特に心配になるママさん、パパさんも多いことでしょう。

離乳食での卵の進め方、卵黄や卵白ではどちらからがいいのか?レシピもどんなものが良いか気になります。

そこで今回は「離乳食卵黄の進め方は?毎日でもいい?全卵や卵白の与え方は?」と題してご紹介していきます!

 

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離乳食の卵の進め方は?毎日でもいい?

どんな調理法でもばっちりとはまって、美味しく決まる

 

 

けれど、卵は特定アレルギー食品に指定されており、アレルギーになりやすいものの一つとなっています。

かといって、アレルギーを起こさせるのが怖く、離乳食として卵を食べさせる時期を遅らせたとしてもアレルギー予防になるわけでは無いそうです。

離乳食期の卵の進め方スケジュールとしては、次のように進めるのがおすすめです。

 

♦ 離乳食初期(生後5~6ヶ月ごろ)
固ゆでした卵黄を耳かき一杯程度の量から始めます。赤ちゃんの体調の良い日を見ながら一日一回
20分ほど茹でて固ゆでした卵黄の中心部を少し取り、おかゆに混ぜたりお出汁やお湯でとろとろにして与えると赤ちゃんもスムーズに食べられると思います。
初日は耳かき一杯、二日目は二杯、と徐々に量を増やしてくださいね。

♦ 離乳食中期(生後7~8ヶ月ごろ)
卵黄一個分が食べられるようになっていたら、卵白を試し始めましょう。
卵黄と同じように、20分ほど茹でて固ゆでにした卵白を耳かき一杯分から様子を見つつ始めます。
卵白で様子を見て問題がなさそうであれば、卵黄と混ぜて少しずつ、全卵三分の一個を食べられることを目標にゆっくり量を増やしていきます。

♦ 離乳食後期(9~11ヶ月ごろ)
全卵二分の一個ほどまで食べられるよう進めていきます。
中期で問題がないのならば、ゆで卵を軽く潰して与えたり、かきたまスープなどにして工夫が出来るようになってきます。

♦ 離乳食完了期(1歳~1歳6か月)
ここまでくると、卵二分の一~三分の二程食べられるように進めます。
炒り卵、卵焼きなど卵料理も試せるようになってきますし、おやつ、補食としてフレンチトーストやオムレツのサンドイッチなどもいいかもしれません。

 

ゆっくりとした進め方ですが、量や赤ちゃんの体調に気を付けていれば毎日卵を食べることは問題ありません

卵のアレルギーは食べてすぐ出ることが多いといいます。

卵を食べさせた後は、赤ちゃんの様子をしっかりと観察し、アレルギーの症状かもしれない?と少しでも疑ったら、様子見をせずにすぐ病院で診てもらってくださいね。

 

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離乳食の卵は卵黄から?全卵でもいい?

このような進め方をしていくことからもわかるように、離乳食最初の卵は卵白ではなく卵黄から始めることが勧められています。

理由としては、卵黄より卵白の方がアレルギーの原因となる物質が多いことが挙げられています。

 

 
 
 
 
 
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かと言って卵黄ならばアレルギーが出ないという訳ではないので、一回あたりの量を守って、卵黄でも食べさせた後はきちんと赤ちゃんの様子をしっかり見てあげてくださいね。

肌や口の周りに赤みが出ていないか、発疹が出ていないか、下痢や嘔吐はしていないかなどと観察をしてください。

もし卵アレルギーであれば、食べた直後に症状が現れることが多いそうです。

見た目は軽い症状でも体の内部で強い反応が出ているかもしれないので、いつもと違う様子が見受けられれば自己判断をせず、病院で診てもらってください。

卵を試すしばらくの間、症状が出たらすぐに病院で診てもらえるように、平日の午前中に始めると安心ですね!

では、離乳食初期から完了期まで、卵を使ったどんな簡単レシピがあるのかをご紹介していきましょう。

 

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離乳食で卵を使った簡単レシピ

離乳食の初期から少しずつ進めていくことができる卵。タンパク質が豊富なのでアレルギーが出なければ重宝します!

どんなレシピがあるのか、調べてみました!

 

 
 
 
 
 
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♦ 離乳食初期、卵の簡単レシピ
初めての卵はトロトロにして食べやすくするのがコツです
また、普通の固ゆで卵は熱湯で12分程度で出来上がりますが、離乳食の時は更に茹でる時間を追加して20分茹でた固ゆで卵を使ってくださいね

材料…卵黄(一個分)
お湯、又はお出汁(適量)

1.20分ほど熱湯でゆでた固ゆで卵を作り、殻をむきます
2.卵黄を取り出し、茶こしなどで裏ごしし、初めての場合は耳かき一杯を取り出します
3.湯かだし汁を加え、とろとろのペースト状になるまで伸ばします

残った卵は大人が美味しくいただいちゃいましょう!

 

♦ 離乳食中期、卵の簡単レシピ
まだとろとろは必要な時期です。卵白に進むまでに卵黄は半分から一個分食べれる状態にしたい
そんなときにこちらのレシピをどうぞ!

材料…卵黄(一個分)
全粥(50g~80g)
にんじん(20g)

1.卵を卵白と卵黄に分けて、卵黄をといておく
2.人参はすりおろしておく
3.全粥と人参を鍋にかけ、ふつふつとしてきたら卵黄を回し入れ、完全に火を通す

簡単なので、忙しい朝にもさっとできます!

 

♦ 離乳食後期、卵の簡単レシピ
しっかりと色々なものを食べられるようになってきて、手づかみ食べの練習も始まりますね。
そんなときの簡単レシピです!

材料…卵(全卵1/2個)
さつまいも45g

1.さつまいもは柔らかく茹でて潰しておく
2.炒り卵を作る(完全に火を通す
3.さつまいもの中に入り卵を入れて平たい団子状に形成

 

♦ 離乳食完了期、卵の簡単レシピ
大人の取り分けなどでご飯を食べたりできる時期ですね。
大人も一緒に楽しめそうなレシピです!

材料…卵(一個)
絹ごし豆腐(80g)
醤油(適量)
青のり(彩りに少々)

1.豆腐をゆでて水を切っておく
2.豆腐をフライパンに入れ強火で水気を飛ばしながらへら等でつぶしていく
(飛ばしきれない水分はキッチンペーパーでふき取る)
3.醤油を回し入れたらといた卵を回し入れしっかりと固まるまで加熱し豆腐と混ぜ合わせる
4.器に盛り、青のりを散らす

 

クックパッドやクラシル等、大手レシピサイトなどで、検索をかけると色んなレシピが出てくるので、お子さんの好みに合わせて色んなご飯を探してみるといいかもしれませんね!

 

 

 

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離乳食の卵の進め方まとめ

ここまで離乳食の卵の進め方についてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?

月齢ごとに、卵の進め方はさまざまでしたね。

始めは卵白ではなく卵黄から。アレルギー物質が卵黄の方が少ないという事から、離乳食で卵を進めるのは卵黄からがおすすめとのことです。

卵はアレルギー反応が強く、また反応も直ぐに出ることが多いそうです。

いつもと違う様子が見られたら、自己判断をせずすぐにお医者様に診せることを強くお勧めします。

離乳食時期によって、ご両親やお子さんのその時に最適なレシピを探せるといいなと思います。

離乳食の時期だけでなく大変な子育てですが、少しでもお力になれたなら幸いです。離乳食初期から与えられるいちごについてはこちらをご覧ください

離乳食の納豆の与え方については、こちらの記事で紹介しています。

産後太り(骨盤のゆるみ)が気になる方はこちらを参考にしてください↓↓

 

 

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