日大のドンとして君臨してきた田中英壽元理事長は就任して以来13年経過し、解任されましたが年収はいくらくらいあったのでしょう?
また田中元理事長の嫁さんがちゃんこ屋をしていましたが閉店したのでしょうか?
今回は「日大田中英壽元理事長の年収や経歴は?嫁のちゃんこ屋も閉店?」と題してご紹介します。
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日大田中英壽元理事長の年収は?
日大の理事長クラスの年収を調べたところ公表されてはいませんが、「学校法人日本大学役員報酬基準」という表が公表されています。
それによると役員の報酬加算額は理事長の場合、
1号俸1,152,000 ~ 7号俸2,880,000(単位:円/月額)となっています。
田中英壽元理事長が理事長に就任したのが2008年9月なので逮捕されるまで既に13年も理事長として在籍していたんですね。
これは歴代理事長の中で最長期間となるので最高額を報酬としてもらっていてもおかしくはありませんね。
単純に12か月分を計算すると、
1,152,000円×12か月=13,824,000円 ~ 2,880,000×12か月=34,560,000円なので
田中英壽元理事長が最高額を報酬としてもらっているとすると田中英壽元理事長は役員報酬だけでも34,560,000円という計算になりますね。
※日本大学役員報酬基準より計算しています。
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日大田中英壽元理事長の経歴は?
日大田中英壽元理事長は1946年青森県の農家の三男として誕生し小学校低学年から相撲を習い始めたそうです。1965年に日本大学経済学部に進学しました。大学では相撲部に所属し3年生で学生横綱に輝いています。
大学卒業後は大相撲へは進まず、日大農獣医学部体育助手兼相撲部コーチに就任しています。その後昭和44年、45年、49年と3回アマ横綱になりました。日大田中英壽元理事長はアマチュア相撲ではかなりの実力だったんですね。
田中英壽元理事長は1980年にアマチュア相撲を引退していますがその間に獲得したタイトルは34を数え朝日体育賞を受賞するほどの功績を残しました。
1983年には日大相撲部の監督に就任し、1999年に日本大学の理事の一人となりました。
また1994年にはJOC(日本オリンピック委員会)理事にも就任している他、
- 日本相撲連盟専務理事
- 国際相撲連盟事務総長
などに就任し相撲界の発展に努めました。
こうした立派な経歴がありながら黒い噂もたっています。
田中英壽元理事長は一旦権力を握れば自分に逆らう者は次々と排除していきイエスマンだけをかわいがっていたとか。
また2005年6月23日付けの週刊誌に「日大総長選の”黒幕”がJOC常務理事就任の奇怪」と題する記事が掲載され反社会的勢力とのつながりを指摘されました。関係があるのか真偽のほどはわかりませんが疑いを持たれるような写真が出回ったそうです。
- 住吉会二代目会長とのスリーショット写真が週刊誌に掲載
- 山口組六代目組長とのツーショット写真が流出
有名人や著名人は写真を悪用されることも多々ありますが反社会的勢力とのショットはいただけませんね。
また田中元理事長は、およそ1億1800万円の所得を隠し、平成29年~30年に合わせておよそ5200万円を脱税したとして所得税法違反の罪に問われました。業者などからのバックマージンの収入が高額だったのでしょう。
東京地方裁判所は懲役1年、執行猶予3年、罰金1300万円の有罪を言い渡しましたが、田中元理事長はは控訴はしない方針だということです。
また、日大の臨時理事会では田中元理事長、井ノ口元理事に損害賠償請求を行う方針を決定したそうです。井ノ口元理事の芦屋の豪邸が2022年8月15日に「仮差押」されていたという報道がありました。
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日大田中英壽元理事長の嫁のちゃんこ屋は閉店したの?
日本大学前理事長 田中英壽先生の奥様、田中優子さんがお亡くなりなったの事です。大学時代は寮では無く田中家の自宅に住んでいた事もあり、特に沢山の思い出、ご恩があります。
心よりご冥福をお祈りします。
ありがとうございました。 pic.twitter.com/SabGtEzJ4n— 齊藤直飛人追風海 (@saito_naohito) October 5, 2022
日大田中英壽元理事長の嫁さんは、征子さんといいます。自宅ビルで『ちゃんこ料理たなか』という店を経営していました。
征子夫人は、井ノ口元理事を通して、日大を私物化していたようです。夫人に気に入られなければ、日大では出世も望めなかったといいます。ひどい話ですね。
征子夫人は『日大の女帝』とも呼ばれていたらしく、日大の人事や方針は店に呼ばれた側近だけで決められ、大学幹部や業者まで征子夫人にゴマをすり、ちゃんこ屋詣でをしていたそうです。
「ちゃんこ料理たなか」はコロナの影響なのかマスコミが押しかける影響なのか、「店内改装のため暫くの間、お休みさせていただきます。」というお知らせが貼らていました。
追記:田中元理事長の自宅に特捜部の家宅捜索が入った2021年9月頃、征子夫人は階段から転倒したらしく、持病が悪化したこともあり、日大病院の特別病室に入院していたそうです。退院後、ちゃんこ料理たなかが入っている自宅ビルで療養していたといいますが、2022年10月5日に亡くなったということです。
その1年余りのち、田中元理事長も2024年1月に亡くなりました。
いま話題の日大。その日大関連スポットが阿佐ヶ谷にあるという。田中英寿理事長の夫人が経営する「ちゃんこ料理たなか」がその店。近くには日大相撲部もあり、日大職員もよく利用するとか。店先には日大相撲部の化粧まわしが飾られている。 pic.twitter.com/gvg14aM9RQ
— 阿佐ヶ谷 (@kita_asagaya) May 24, 2018
「ちゃんこ料理たなか」の場所は東京都杉並区阿佐谷南3-34-14 湯沢ビル 1Fですね。ちなみに「ちゃんこ料理たなか」の食べログ評価は3.05でした。
自宅ビルに入る『ちゃんこ料理たなか』は、征子夫人の名義になっていたそうですが、亡くなったことにより、名義が田中元理事長に変更されると、日大から損害賠償請求された場合、『ちゃんこ料理たなか』も差し押さえられる可能性が出てくるとか。
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日大田中英壽元理事長の年収や経歴は? まとめ
日大田中英壽元理事長の年収は公表されていないものの、日本大学役員報酬基準の最高額をもらっていると思われるので、計算上では役員報酬だけで34,560,000円になります。
日本大学経済学部に進学してからは、相撲部に所属し学生横綱をはじめ、アマチュア相撲では数々のタイトルを獲得しています。大相撲に進まなかったのはなぜなのでしょうね?
輝かしい経歴をもちながら田中英壽元理事長はアメフトの悪質タックル問題でも、今回の病院の建て替え工事に関する背任事件でも最高幹部として会見をしませんでした。
田中英壽元理事長にかわる新理事長には、全てを一新して伝統ある日大の信頼を取り戻してもらいたいです。
新理事長の林真理子さんについてはこちらで紹介しています。
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