モネの池のベストシーズンと時間帯はいつ?がっかりの評判も調査

観光

 

岐阜県関市、根道神社の参道脇にある通称「モネの池」。

美しいその風景は訪れる人を魅力していますが。。。?

そんなモネの池のベストシーズンや時間帯はいつなのでしょうか?また、透明度の高い理由も気になります!

モネの池に訪れてがっかりした人たちの評判や基本情報などを調査しました。

そこで今回は「モネの池のベストシーズンと時間帯はいつ?がっかりの評判も調査」と題してお送りしていきます。

 

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モネの池のベストシーズンと時間帯はいつ?透明度が高い理由とは?

根道神社の参道にある名もなき池だったその池は、フランスの画家、クロード・モネの描く「睡蓮」にそっくりな風景が見られる!と評判を呼び「モネの池」として大人気の観光スポットになりました!

 

通称「モネの池」と呼ばれるその池は、岐阜県の関市に存在しています。

元は高賀山からの伏流水を利用して灌漑用に造られた貯水池なんです。

作られてからしばらく雑草が生い茂っていた池を、近くで花などを販売する「フラワーパーク板取」の経営者が雑草を取り払い、睡蓮などを植え、近所の人が飼いきれなくなった鯉を放流したことで、現在の「モネの池」の基礎が出来上がりました。

鯉の放流は法律や条例で禁止されている地域もあります。安易に放流することは推奨できません。
「モネの池」のある岐阜県では、病気の検査など様々な条件をクリアした鯉のみ放流が容認されています。

 

つまり「モネの池」は、人工的に作られたのは池のみで、現在の形になったのは偶然が折り重なった結果だといいます。

そんな「モネの池」を一番美しく見られるベストシーズンはいつなのでしょうか?

結論を言ってしまうと、「モネの池」のベストシーズンは6月下旬~9月の暑い時期です!

この時期までは水温や気温が低く、ジッとしがちだった鯉も池をゆったりと泳ぎ始めます。

モネの池は水温が14℃前後で一定しているのですが、やはり寒くなってくると鯉の動きも鈍くなってしまうようですね。

さらに6月頃になると蓮の花などが開花し正に絵画のような美しい光景が見られます。蓮の花は早朝7時頃~9時頃に開花するためベストシーズンは6月下旬~9月の早朝です。
※クロード・モネの「睡蓮」には鯉は泳いでいません!

先述したように水温が一定なので睡蓮は枯れることがないそうです。

もちろん、春には桜、秋には紅葉、冬には雪景色と、クロード・モネの「睡蓮」にはない四季を感じる美しさがそれぞれあるので、どの季節でもベストなタイミングは沢山あると思います。

ですが、6月頃から湧き水の量が増えて池の透明度が高くなることも6月下旬ころからがベストシーズンの理由の一つとなります。

それでは何故透き通るほど透明度が高いのでしょうか?

通常、多くの池などは水が栄養分を含んでいるので、微生物や藻が多く発生します。

ですが、この「モネの池」の水は硬質の湧き水によってできた池。

湧き水には栄養分がなく、微生物や藻が発生しにくい状態となっているため透き通るほど透明度が高いというわけです。

また、湧き水の湧水点が池の中心にあり、常に湧き出ている状態なので、植物の根が池に張りにくくまばらに生えていることも、透明度を際立たせているのだと思います。

ところで、鯉の食べるエサと言えば、藻やイトミミズなどですよね?微生物や藻が発生しづらいこの環境で鯉は何を食べているのでしょうか?

答えは簡単。

鯉のご飯は自治体の方たちが管理しており、1日に3回ほどエサやりをしているとのこと。

鯉は地中の藻や微生物を泥ごと吸い込んで食べる習性があるため、人が管理しないと泥が舞いあがってしまい、透明度が落ちてしまうのかもしれませんね。

自然の湧き水と、人の管理によって、「モネの池」の透明度は保たれているようです。

そんな圧倒的な透明度を誇る「モネの池」ですが思ったほどきれいでなかった、などの「がっかりエピソード」もあるようです。

続いては、「モネの池」のがっかり評判を見ていきましょう。

 

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モネの池のがっかり評判とは?

思ったより透明では無かった。

写真ほど映えていない。

そんな話もちらほら聞こえてくる「モネの池」。

実際に訪れた方のがっかりエピソードをご紹介してみましょう。

 

 

 

このように、過剰な期待をしていくと、がっかりしてしまうことがあるようです。

 

 

元々、モネの池はSNSに投稿された写真から人気が出たスポットです。

たった一枚の写真を見て、全く同じものを見に行こう、撮りに行こうと思っても様々な条件をクリアしないといけないのでは?と個人的に思います。

そこで「モネの池」を訪れた際の、がっかりしない条件を調べてみました!

晴天が続いた日に行ってみる
雨が降ると、周りの土が池に流れ込み、濁って透明度は下がってしまいます。
晴天が続いた晴れの日に行ってみると透明度が高いでしょう。

映え写真を狙うなら早朝がおすすめ
「がっかり」と言われることがあっても、「モネの池」は今や観光スポット化し、観光バスも訪れます。
人の映り込みなどが気になる場合は、観光バスのほとんど来ない朝の6時~8時くらいを狙うとよいですね。

また直射日光が降り注ぐと水面に反射してしまうため、写真でも綺麗に水面が撮りにくくなってしまうので太陽が昇り切らない午前中に行くのがおすすめです。

ちなみに、正午ごろに鯉のエサやりの時間があります。直後は池の水が濁っているのでお勧めできませんが、普段ゆったりと泳いでいる鯉が一生懸命エサを食べる姿を撮るのもまた一興かもしれませんね。

敢えて寒い時期に行ってみる
鯉が活発に動く温かい季節はその反動で水面が波立ってしまう事もあります。
寒い時期に行くと鯉の動きもジッとしたものになるので水面の波立ちが少ないです。

モネの池をメインの訪問地にしない
極論ではありますが・・・
「モネの池」はそれほど大きい池ではありません。観光に所要する時間も1時間程度です。
そこをメインにしてしまうと、もう見終わっちゃった、後はどうしよう?とがっかりしてしまう可能性もあるので、どこかへ行く途中に寄ってみるという気持ちで訪れると良いかもしれません。

モネの池から車で1時間ほどのところに岐阜城、あるいは国宝・犬山城があります。こちらの記事でも二つのお城を紹介していますのでご覧ください。

モネの池の所在地など詳しくみていきましょう↓

 

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モネの池の基本情報

「モネの池」と言っても、どこにあるんだろう?と思われる方も少なくないと思います。

根道神社という神社の参道にポツンとある名もなき池が「モネの池」と呼ばれ始めたのですが、そんな「モネの池」の基本情報をお届けします。

 

 

根道神社・モネの池基本情報

〇根道神社所在地
根道神社(ねみちじんじゃ)
〒501-2901
岐阜県関市板取448

〇アクセス
根道神社も「モネの池」もかなりの山奥にあるので、車での来訪がおすすめです。
バスで行けないことはないのですが、乗り換えなどがかなり多く、比較的アクセスのしやすい岐阜駅からでも1時間以上かかってしまいます。

・車でのアクセス

♦名古屋方面、関東、関西から
東海北陸道「美濃IC」から国道156号線→県道81号線→国道256線経由、関市板取白谷へ
所要時間:30~35分

♦岐阜市方面から
県道94号線→県道59号線→県道81号線→国道256線経由、関市板取白谷へ
所要時間:1時間

・駐車場
無料駐車場有
約100台駐車可能

・カーナビの検索
カーナビでは「モネの池」と検索しても出てこないことが多いので、近辺にある「板取フラワーパーク」や喫茶店の「風土や」さんを検索し、向かう事をお勧めします。

♦板取フラワーパーク
岐阜県関市板取440-1

♦風土や・喫茶店
岐阜県関市板取400-1

・公共交通機関でのアクセス

JR岐阜駅→岐阜バスターミナル12番乗り場から岐阜板取線「ほらどキウイプラザ」行乗車→「ほらどキウイプラザ」下車→板取ふれあいバスにて「あじさい園前」下車→徒歩3分

 

モネの池には車で訪れるのがよいですが、先述した通り、かなりの山道になるので山道を走るのが苦手な方はバスでの移動もおすすめです。

運転が得意な方も、山道には十分注意して向かってくださいね。

 

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まとめ

ここまで岐阜県関市「モネの池」についてお話してきましたがいかがでしたでしょうか。

モネの池のシーズンは6月~9月頃です。
美しい風景は見られますが、より良い透明度を求めるのならば、6月頃の蓮の花が開花し正に絵画のような美しい光景が見られる時期がベストです!

モネの池の透明度は、常に湧き出ている湧き水のおかげです。硬質の湧き水は藻や微生物が発生する栄養素が殆どなく、その水質のおかげで透き通る透明度を保っているのだそう。

なので雪解けのGW頃からがベストシーズンになっていきます。出かける時期によっては、がっかりモネ池になる可能性もあります。

がっかりをなるべく避けるために、時間や天候、季節などを見定めて訪れてみてください。きっと、思い出に残る素晴らしい風景に出会えるはずです。

モネの池がある根道神社は、岐阜県の山奥に存在します。バスなどの公共交通機関でも行くことはできますが、運転に支障のない方であれば車で行くことをお勧めします。
それでも、やはり山道を通って行くので、運転には十分注意してくださいね。

みなさんが素晴らしいモネの池に出会えることを願っています。

 

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