摂津の北端で丹波との国境にある剣尾山に行ってきました。
名前からすると険しい山のように思いますが、整備もされ初心者でも登りやすい山です。
車を能勢温泉に併設された登山者用無料駐車場(下山後に入浴してもらうためかな?笑)に停めておき、そこから登山口に向かい剣尾山までの往復のコースです。
道の駅能勢(くりの郷)
北摂方面から能勢温泉方向に車を走らせ、途中
道の駅能勢(くりの郷)
に立ち寄りました。

10:11
ここは、地元のとれとれ野菜を販売していて、道の駅が開店する9:00前に着くと行列ができるほどの人気となっています。
今日は、10時を過ぎていたので行列は出来ていませんでしたが、駐車場はほぼ満車状態でした。
剣尾山の登山口の所にもトイレはありますが、こちらで済ませました。
「道の駅能勢」のトイレには勿論トイレットペーパーは設置されています。

10:15


「道の駅能勢」を左に出て能勢温泉方面に車を走らせます。
少し走っていたら、能勢温泉と書いた送迎バスとすれ違いました。

10:20
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駐車場
送迎バスとすれ違ってから少し走った所で、能勢の郷の標識と能勢温泉の看板が見えて来たので交差点を右折します。

10:21

右折するとまた、能勢温泉の看板の通り右折します。

10:22
更に看板の所を左折します。

10:22
道なりに進むと、すぐ右手に駐車場の入り口が見えてきます。
まっすぐ行くと、能勢温泉です。

10:23

10:23
剣尾山登山者の方は、こちらの駐車場をご利用ください
と看板が立ってます。9:00~16:30無料です。

10:23
ありがたいことです。駐車場は、結構広いです。
余裕で停められます。
この駐車場には、トイレはありません。

10:23
登山靴に履き替えなど準備をして、出発です。
追記:2020年9月29日に行った時には、駐車場入り口に登山口までの案内看板が設置されていました。

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出発
駐車場を10:32出発です。
駐車場を出て、車で入って来た道を進みます。

10:33
その先の交差点を左に曲がります。車は右側から来て左折して駐車場に入りました。

10:34
左に曲がるとこんな感じ。

10:35
少し行くと、左に太陽光発電、右にグランドがあり、その間を進みます。
その先の交差点を左に曲がります。

10:42
左に曲がると緩い登りです。

10:42
この道沿いの左手には、今はやりのグランピングやキャンプ場があり、右手にはマス釣り場もあります。



更に進んだ所に、大阪環状自然歩道の案内板と、トイレがあります。

10:48

10:48

10:48
このトイレにもトイレットペーパーは、設置されていました。
頂上にはトイレがないので、ここで済ませておきましょう。
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剣尾山登山口
更に進むと分岐となっていて右に曲がるといよいよ、剣尾山登山口です。
10:49剣尾山登山口を出発、駐車場からここまで17分かかりました。

10:49
分岐の所に右 是より行者道という石の道標がありました。

10:49
緩い登りの登山道です。ちゃんと整備されています。

10:49
剣尾山登山道入口の案内板があります。

10:49
最初緩かった登りが段々きつくなっていきますが、整備された登山道が続きます。

10:53

10:58
更に進んだ所に大きな岩が飛び出たところを通ります。

11:03
岩の前まで来ると大日岩大日如来坐像と書かれた木の柱があったので、岩をよく見てみると大日如来坐像が、彫られていました。

11:03

11:03
大日岩 大日如来坐像をこうして彫ったんだと思うと、昔の人はすごいなと思いませんか?
自分が、石を掘るところを想像した時、気が遠くなりました。
追記:大日岩 大日如来坐像の所に行者めぐりの順路案内がありました。

大日如来坐像を後にして、先へ進むとまた大きな岩と、行者堂が見えてきました。

11:07
駐車場から35分、登山口から18分です。

巨岩を見ていると圧倒されます。

11:07
岩の横には、行者山のことを説明した案内板が設置されています。

11:07
また行者堂の裏には、行場があるようですが、今回は割愛して先に進みます。

11:07

11:09
少し進むと、理源大師坐像と書かれた木の柱がありました。木の柱の左にロープがあり、坐像は上に登った所にあるようです。

11:10
理源大師坐像と書かれた木の柱を過ぎてすぐに、洞ノ不動明王と書かれた木の柱がありました。

11:11
洞ノ不動明王も上に登った所にあるようです。

11:11
この2か所も今回は、登りませんでした。(ゴメンナサイ)
先に進んで行くと、東ノのぞきという案内板がありました。
登山口から25分、行者堂から7分です。

11:14
東ノのぞきという案内板に書いてある右の方に入って行くと、車を停めた駐車場、能勢温泉、登山道までに通ったグランドや太陽光発電が見えました。

11:15
東ノのぞきからの景色を見納め、先に進みます。

11:16
少し行くと行者山の説明書きがありました。

11:18
ここを進んで行きます。

11:18
この後しばらく、道なりに進んで行きます。

11:18


11:35
更に道なりに進むと六地蔵まで0.9Kmとなっている案内板がありました。

11:39
その前を進んで行きます。

11:39
更に進んで行くと二ホンジカについてという大きな案内板がありました。
この山にも、今でも二ホンジカが生息しているのでしょうか?
野生なので、ちょっと怖いけれど遇ってみたい気持ちになりました。

二ホンジカについての大きな案内板を過ぎると今度は、炭焼窯跡がありました。
昔は、ここで炭を作っていたのですね。

11:48

11:48
道なりに進んで行くとようやく六地蔵に到着です。
登山口から1時間13分、東ノのぞきから48分です。


12:01

12:02
六地蔵で手を合わせ、先へ進みます。

12:04
六地蔵からは、やや平坦な道です。
しばらく進むと、直進と右折れの分岐がありますが、ここは直進します。

12:05

12:06
分岐からすぐに月峯寺(げっぽうじ)跡に到着しました。
登山口から1時間17分、六地蔵から4分です。

12:06
案内板に鎌倉時代に造られたと考えられる石造物や、平安時代(11世紀代)の土器も採取と書かれていますが、その昔この山に人々が集まったんだなと思うと感慨深いです。

12:07

12:07

12:07

12:08

12:09
井戸跡を覗くと雨水が溜まっていました。

12:09
古い歴史を感じた後、頂上に向かいます。

12:10
もう少しで頂上ですが、最後にちょっと上り坂が続きます。

12:14
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頂上
剣尾山頂上に着きました。標高783.74mです。
12:17頂上に着きました。登山口から1時間28分、駐車場から1時間45分(撮影含む)でした。

12:17
剣尾山頂上からの景色です。なかなかの展望です。

12:18

12:18
標高784mの標識に、360度の各方面の山々の名称が示されたプレートがあったのですが、長い歳月で字がかすれ読めない所が多く残念です。

12:18
山頂で昼休憩(47分)を取りました。
追記:2020年9月29日の頂上には、秋を感じさせる能勢名物「栗」の実がたくさん見られました!

下山
13:05登って来た登山道を下山開始です。
駐車場に着いたのは、14:31でした。1時間26分で下りて来ました。
本日の、剣尾山の行程時間は、
駐車場→登山口→行者堂→東ノのぞき→六地蔵→月峰寺→頂上(休憩47分)→月峰寺→六地蔵→東ノのぞき→行者堂→登山口→駐車場
の往復コースで3時間59分でした。(休憩含む)
温泉
駐車場に車を停めたまま、入浴の荷物に持ち替えて、能勢温泉に向かいました。
能勢温泉は、登山者用駐車場から歩いてもすぐの所にあります。
能勢温泉は源泉100%の天然温泉です。日帰り温泉の料金(大人)は
平日700円、土日祝800円、GW・お盆・お正月1000円
です。日帰り温泉についてはこちらをご覧ください。
ゲートを入った所に温泉の駐車場がありますが、結構人気があり満車に近い状態でした。


登山後は、能勢温泉に浸かりサッパリして帰宅しました。
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まとめ
このコースは、案内もしっかりしていて、整備もされていることから初心者でも安心して登れるコースです。
また山頂からの展望は360度見渡せるので、色々な景色を見慣れている方にも満足できるコースではないでしょうか!
修験道の行者が修行した行場や六地蔵、月峰寺跡もあり歴史好きな方にも、面白い所かもしれません。
一度は行く価値のあるコースと思いますので、是非皆さん登ってみて下さい。