藤井聡太の天敵豊島将之とはどんな棋士?プロ棋士の年収も調査!

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史上最年少でプロ棋士となった藤井聡太棋名人!史上最年少の七冠タイトルホルダーにもなりました。

そんな快進撃が止まらない藤井名人は当初、豊島将之棋士が天敵だったのです。

藤井聡太棋士はプロ入り後、豊島将之棋士と4局対局して4連敗したというニュースはあまり注目されていませんでした。

今回は「藤井聡太の天敵豊島将之とはどんな棋士?プロ棋士の年収も調査!」と題して紹介します。

 

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藤井聡太の天敵・豊島将之とは?

 

豊島将之さんは万能タイプ

豊島将之さんは、9歳の時に史上最年少で奨励会に入り、「史上初の平成生まれのプロ棋士」と注目されましたが藤井名人のように快進撃とはいかずスランプがありました。

20歳で王将戦の挑戦権を獲得しましたが、久保敏明九段に敗れタイトルはお預けになってしまいます。

それ以降も挑戦権は手にするものの格上の棋士にずっと勝てませんでした。豊島さんが初めてタイトルを獲ったのは28歳の「棋聖」です。

タイトルまで遠かったことは、17歳の藤井さんとは対照的だったようです。豊島棋士は攻守のバランスに優れ、どんな戦法でも指しこなす万能タイプで佐藤紳哉七段から“序盤、中盤、終盤、スキがない”と称さるほど!

豊島将棋士は藤井初段の頃の練習対局相手!

藤井名人がまだ初段だった頃、師匠の杉本昌隆八段が藤井初段の練習対局相手としてお願いしたのが当時七段の豊島竜王だったのです。

豊島棋士にとっては、格違いの対戦を快く引きうけた対戦相手が名人のタイトルホルダーにまで成長し豊島棋士も感慨深いでしょうね。でも、ライバルなので感慨深いなんて言ってられませんね!

藤井名人が唯一豊島棋士に対して分が悪いのは、練習対局相手として引き受けてくれた恩師ともよべる棋士の前では実力が出にくいのかもしれませんね(>_<)

ですが、今ではすでに互角以上、藤井名人が優勢の戦いぶりとなっています。

 

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プロ棋士の年収は?

ここで、プロ棋士の年収についてみてみましょう。

プロ棋士の主な収入は対局料と大会での獲得賞金です。そのほかに講演料や、テレビ出演、解説、イベント出演、著作活動などの副収入があります。

獲得賞金・対局料ベスト3

日本将棋連盟が公開している「獲得賞金・対局料ベスト3」をみてみましょう。2019年の年間トップ棋士たちの収入ですが、副収入は含まれていませんので年収ではありません。年収はもっと高額になります。

2021獲得賞金・対局料ベスト3
  • 渡辺明 名人・王将・棋王・棋聖挑戦/8194万円
  • 豊島将之 前竜王・王位挑戦/8145万円
  • 藤井聡太 王位・叡王・棋聖/6996万円

参考:日本将棋連盟公式サイトより

 ちなみに対局料の最高額は竜王戦の優勝賞金4400万円です。竜王戦の敗者でも1650万円の対局料が支払われます。

 

プロ棋士の収入

上に挙げた獲得賞金・対局料ベスト3には、副収入は一切含まれていないので、実際の収入がどれだけあるかはわかりません。

過去に賞金ランキング1位の常連だった羽生九段の過去最高の獲得賞金・対局料でさえ1億6597万円(1995年)です。

プロ野球のトップ選手たちに比べると賞金や対局料が低すぎますよねー。

現在約170人のプロ棋士のうち、年収1000万円を超えているのはわずか1割程度!

収入の少ないプロ棋士は将棋教室やイベントでの将棋指導などを副収入としていますが、本業の対局で稼がないと話にならないため研究にも時間が必要です。

プロ棋士になれたとしてもとにかく強くならなければ収入は増えないのです。厳しいですね。

 

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将棋界の8大タイトルとは?

8大タイトルとは?

将棋界には、竜王、名人、叡王、王位、王座、棋王、王将、棋聖という8大タイトルがあります。

ゴルフでいうところのマスターズ、全米オープンなど名誉なものにあたります。

将棋界の8大タイトルの中でも特に注目されるのが「竜王」と「名人」です。

竜王戦は優勝賞金が一番高く、名人戦は一番歴史があります。

このふたつのタイトル保持者が、豊島将之竜王名人でした。

藤井棋聖ばかり注目されている将棋界ですが実は天才肌の棋士がたくさんいます。

藤井棋聖がプロ入り後、豊島将之竜王と対局した4局すべて豊島将之竜王が勝っていることはあまり知られていませんね!

 

2022年2月12日、19歳6ヶ月の藤井聡太名人が誕生しました。竜王、棋聖、王将、王位、叡王の五冠タイトルです。

群雄割拠の将棋界なのでタイトルは取ったり取られたりで目が離せませんが、AIのような頭脳の藤井名人なら全てのタイトルを獲得してしまうかもしれませんね!

 

羽生善治九段の記録

かの有名な羽生善治九段は、現在無冠ですが過去これらの8大タイトルをなんと99回持っていました!羽生さんはタイトル防衛しまくっていたというわけです。

現在、竜王戦の挑戦権を得られる可能性が高く、もし竜王のタイトルを奪還すればめでたく100回目のタイトルとなります。まさに、レジェンド羽生九段!将棋ファンにとっては待ち遠しい限りですね。

 

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藤井聡太の天敵豊島将之とは?プロ棋士の年収 まとめ

将棋界をにぎわす若手棋士の中でも特に注目されている藤井聡太名人は、まれにみるAI並みの先読み力が光っていますね。

藤井聡太名人はプロ入り後、豊島将之さんと4局対局して4連敗しましたが、直近の対豊島戦では4勝2敗と挽回してきました。

藤井聡太名人のIQはかなり高いと思われます!今後、賞金や対局料の歴代最高獲得者になる日も近いかもしれませんね。

今回は、「藤井聡太棋聖の天敵豊島将之竜王とはどんな人?プロ棋士の年収は?」と題して紹介しました。藤井聡太名人の経歴はこちらをご覧ください。

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