太陽の子、終戦のドラマ制作の舞台裏や制作秘話を紹介!

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終戦から75年が経ち、初めて明かされる日本国での新型爆弾開発の秘話をドラマにした「太陽の子」。終戦記念日の8月15日NHK総合テレビで19:30より放送されます。

このドラマは戦争に翻弄された多くの若者たちの姿や奪われた青春時代の苦悩を描いています。

7月18日に亡くなられた三浦春馬さんは役作りのために髪を刈り上げて撮影に臨み、戦時下という困難な時代にどう生きるか葛藤する若者を見事に演じました。

 

戦争に翻弄される若者たち

物語は第二次世界大戦の末期、日本海軍の将校が京都帝国大学に訪ねてきます。ある極秘任務を大学に依頼していたのです。それは、、、

核分裂のエネルギーを利用した新型爆弾の開発でした。悪化する戦局をどうにかしようと海軍が依頼したのです。その研究者のひとりが物理学を専攻する大学院生の科学者、石村修(柳楽優弥)でした。修は兵器開発の研究に没頭していきます。

終戦から75年、戦争を経験していない柳楽優弥さんにとって「太陽の子」は大きな挑戦でもあります。バリカンで頭を丸め、新型爆弾について実験方法やしくみなどのレクチャーも受け、監督とは何度も話し石村修を作り上げていきます。

石村修の幼なじみ、朝倉世津(有村架純)は疎開先の修の家で世話になりながら兵器開発の研究に没頭する修を支え、未来に希望を抱いている女性です。

石村修の弟、石村裕之(三浦春馬)は海軍航空隊の一員で一時帰宅し、久しぶりに兄や世津と食卓を囲みます。

石村兄弟は密かに世津に思いを寄せています。世津は戦争末期という中で、二人を励まし続けるのです。

有村架純さんのネイティブ関西弁と柳楽さんと三浦さん両者のかなり練習した関西弁や三人の友情も見逃せません!

しだいに日本各地で激しさを増していく空襲、貧困の中、戦争に翻弄される若者たちの苦悩が描かれています。

戦友仲間が次々に戦死してしまい、裕之はやり切れない思いで海の中へ、、、

そんな中、兄の修の研究者仲間は、兵器開発に葛藤していました。それぞれの立場でどう生きていったらよいのかさえわからなくさせてしまった戦争は罪深いものでした。

広島に原子爆弾が落とされたという知らせが届き、研究者たちは焼け野原になった広島の姿を目の当たりにするのです。

 

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出演者の役作り

石村 修 役・柳楽優弥

柳楽優弥さんは、石村修という科学者を演じる上で、学びながら撮影するのが大変だったと語っています。

広島の原爆ドームでのロケの中で、柳楽さんはつらい思いが押し寄せ、どうしたら平和になるんだろうと改めて

とても重大な事実をベースにしたストーリーということで、撮影が始まる前は正直とても怖かったです。その中で、演出の黒崎さんが勉強する機会を設けてくださったり、有村さんや春馬くん他、何度か共演させていただいたキャストの方々が多かったので、とても心強く感じました。スタッフキャストの皆さんと一緒になって、しっかり学びながら撮影に挑むことができました。

NHK公式ページより引用

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朝倉世津 役・有村架純

有村架純さんは、朝倉世津を演じる上で何を大事にしようかと考えた結果、鮮明にみえる緑や美しい空、風とか音とか五感を大事にして毎日をいとおしく生きていようと決めて役作りしたそうです。

有村さんは戦時中の作品は初めてだったのですが、「毎日、人が殺される日常の中でいつも美しい朝を迎えている」という戦争体験者の話を読んで有村さんはまさに世津はこのような女性だと腑に落ちたそうです。

完成した作品を見たときに、今だからこそ見ていただきたい作品だと強く思いました。新型コロナウイルスなどの影響で世界中が変わりつつある中、国同士、人間同士の混乱も生じており、改めて平和について考える時だと思います。構想から制作まで十数年と温められ、今このタイミングで「太陽の子」を見ていただけるのは奇跡だと思いますし、そこに参加することができてとても光栄です。

NHK公式ページより引用

石村裕之 役・三浦春馬

三浦春馬さんは、特攻隊員の石村裕之を演じる上で、明るい部分と自分も戦地で散ってしまうのかもしれない運命にあるというむごさとの葛藤の表現を演技に込めたそうです。

太平洋戦争を描いた作品は数多く存在しますが、「太陽の子」は当時を力強く生き抜いた科学者の視点を強く描いた作品であり、これまでとはまた違った側面・角度から見返すことができました。このドラマは戦争・そして平和という大きなテーマが掲げられていると思います。僕たちの仕事は想像力を皆様に届ける仕事ですし、この作品を通してみなさんが戦争というものを考える大きなきっかけになればと思っています。

NHK公式ページより引用

 

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撮影のこぼれ話

柳楽優弥さんと三浦春馬さんは、京都弁にとても苦労したと語っています。有村さんは関西出身なので大丈夫でしたが、柳楽優弥さんと三浦春馬さんは関西のイントネーションにかなりプレッシャーを感じていたようです。

柳楽優弥さんと三浦春馬さんは子役時代からオーディション会場で顔を合わせていたそうです。同じ高校の出身で、三浦さんは今回、柳楽さんと兄弟役を演じることになり嬉しいし頼もしい限りだったと語っています。

撮影の合間には、三浦さんがふたりにポーズをとらせて趣味のカメラ撮影したことを笑って話している姿からは、とても亡くなったとは信じがたい表情でした。

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思い出深いシーンは?

有村さんが印象深いシーンとして挙げたのは、裕之が戦地に行く前日に3人で将来の話をするシーンです。台本にはなかった二人の手を取り叱るような口調で励ますシーンです。手を取って幼なじみのふたりと将来について約束をかわす重要な場面です。アドリブで手を取ったとは、驚きです。

柳楽優弥さんと三浦春馬さんが思い出深いシーンとして挙げたのは、ふたりが裸で海に入るのを幼なじみの世津が微笑ましく眺めているシーンです。戦争が悪化する中でつかの間の穏やかなひとときが描かれています。

柳楽さんはドラマ太陽の子を通して、同じ世代や年下の世代にもドラマを観て戦争について考えてもらいたいし語り継がれてほしいと語っています。

三浦春馬さんは、作品を通して想像力を膨らませ、道徳心を育てるのが俳優の役割だと思っていると語っています。まずは、戦争をしないということをしっかり心にとめて皆が生きるべきだと作品を通して伝えたいと力強く話していました。

(NHK太陽の子スペシャルインタビューより)

終戦から75年経った今、私達は後世に戦争の悲惨さを伝えていかねばと改めて思います。