充填豆腐の賞味期限が長いのはなぜ?絹こしや木綿豆腐との違いは?

食材

豆腐といって思いつくのは絹こし豆腐か木綿豆腐ですが充填豆腐と呼ばれる豆腐があるのをご存知でしょうか?

充填豆腐は賞味期限が長いんです。賞味期限が長い商品には保存料や添加物が入っていることがよくありますよね。ところが充填豆腐の賞味期限が長い理由は保存料ではないのです!

充填豆腐は絹こしや木綿豆腐と製造方法がちょっと違う第三の豆腐のようです!

今回はなぜ充填豆腐の賞味期限が長いのか?普通の絹こしや木綿豆腐とどう違うのか紹介します。

スポンサーリンク

充填豆腐の賞味期限が長いのはなぜ?

まずは充填豆腐とは何かについてみてみましょう。

あなたは充填豆腐をみたことがありますか?多くの人は知らないと答えるでしょう。
実際にはスーパーで知らないうちに充填豆腐を買っていることがあるかもしれません。

豆腐のパッケージには「絹こし豆腐」と大きく書かれているため充填豆腐を買っていても気付かないだけなんです(^^♪

充填豆腐とは?

充填豆腐とはズバリ安全で賞味期限が長いメリットだらけの豆腐です!

充填豆腐と普通の豆腐の見分け方

  • 見分け方1

賞味期限の長さが長いものは、充填豆腐です。賞味期限が長いからといって添加物が入ってるわけではありません。製造方法の違いで長期保存ができています。
パッケージ栄養成分表示の「名称」のところをみると「充填豆腐」と記載しています。
パッケージの表には大きく商品名と絹と書かれていても充填豆腐の場合があるのです!

製品によっては「充填絹こし豆腐」と記載されているものもあります。購入の際に確認してみて下さい。

  • 見分け方2

パックの中に水が入っているかどうかでも「充填豆腐」と「普通の豆腐」を見分け方ることができますよ。この見分け方はわかりやすいですね。

  • 充填豆腐にはパックの中に水が入っていない
  • 普通の豆腐にはパックの中に水が入っている

という違いがあります。これも製造方法の違いからくるものですね。

充填豆腐の製造方法

  1. まず冷たい豆乳に凝固剤(にがり)を加える。
  2. よく混ぜ合わせる。
  3. その後、過熱して固める。

という方法で充填豆腐は作られています。

このような製造方法のため充填豆腐にはパックの中に水が入ることがなく賞味期限が長くなります。そしてたんぱく質が均一につながった組織構造になるそうです。

調理時に加熱するとある温度で全体が一斉に柔らかくなる特徴があります。
充填豆腐は柔らかくてとてもふわトロ感があっていい反面、煮崩れしがちです。

でも安心して下さい!充填豆腐をパックごとお湯で温めることで煮崩れすることなく美味しく頂くことができるので試してください!ふわトロ感がたまりませんよ。

充填豆腐の賞味期限が長い理由とは?

充填豆腐は1970年代にスーパーで豆腐を販売するためにすでに開発されていました。

先程説明した製造方法にあったように豆乳などの材料をパックに直接充填し、蓋をしてから高温で温めています。

この方法は長期保存の代表格である缶詰めを作る方法とほとんど同じなんです。
密封したパックを丸ごと温めることで、豆腐を固めるのと同時に「加熱殺菌」されているんですね。

つまり充填豆腐には長期保存のための保存料は入っていません!安全なのです。

スポンサーリンク

充填豆腐と絹こしや木綿豆腐の製造方法の違いは?

絹の布で豆乳をこして製造したものを絹こし豆腐、木綿の布で豆乳をこして製造したものを木綿豆腐と勘違いしている人が結構多いようですが、全く違います。

全豆連によると木綿豆腐は、

最も一般的な昔からの豆腐

引用元:全豆連

で絹こし豆腐は

絹のように、あるいは絹の布で漉したように、なめらかで、キメ細かい肌目をしているため

引用元:全豆連

なので絹こしと呼ばれているそうです。

充填豆腐の製造方法は?

  1. まず冷たい豆乳に凝固剤(にがり)を加えます。
  2. よく混ぜ合わせます。
  3. その後、過熱して固めたものが充填豆腐です。

充填豆腐の特徴は賞味期限が長いところですね。

絹こし豆腐の製造方法は?

  1. 豆乳と凝固剤(にがり)を型箱の中で混ぜます。
  2. 全体を均一に固めます。
  3. 所定の大きさにカットします。
  4. 水にさらし、包装したものが絹ごし豆腐です。

絹こし豆腐の特徴はキメが細かく、ソフト感があるところですね。

木綿豆腐の製造方法は?

  1. 豆乳に凝固剤(にがり)を加えます。
  2. よく混ぜた後、固めたものを崩します。
  3. 布を敷いた型箱に入れます。
  4. 圧搾して成型したものを所定の大きさにカットします。
  5. 水にさらし、包装したものが木綿豆腐です。

木綿豆腐の特徴はきめがやや粗いところですね。豆腐によっては布目や型のあとが残る場合もあります。また圧搾や水切りをするので豆腐の水分は絹こしより低くなります。

  • 木綿豆腐、絹こし豆腐、充填豆腐の栄養分について

木綿豆腐は栄養分が圧縮されるので絹こし豆腐に比べたんぱく質、カルシウム、鉄分が2、3割多く含まれるそうです。

そのかわり木綿豆腐は水分をしぼると同時ににビタミンB類やカリウムが流れ出てしまうので絹こし豆腐よりもビタミンB、カリウムは少なくなります。一長一短です。

充填豆腐の栄養価は絹こし豆腐とほぼ同じです。

スポンサーリンク

充填豆腐の賞味期限はなぜ長い?絹こしや木綿豆腐との違いは?まとめ

充填豆腐は絹こし豆腐や木綿豆腐とは製造方法が全く違うことがわかりました。
充填豆腐は保存料は入ってないにもかかわらず賞味期限が長いのがいいですね!

充填豆腐は離乳食にも安心して使える豆腐です!とてもふわトロ感があっていい食感(^^♪

つい最近、常温で120日間保存できる紙パック入りの豆腐を見かけるようになりました。
さとの雪食品が発売した「ずっとおいしい豆腐」です。原材料は大豆と水、にがりだけだそうで、この充填豆腐も安心して食べられますね!

絹こし豆腐や木綿豆腐は豆乳をこす布が絹や木綿の布という意味ではなかったのですね。

絹こし豆腐、木綿豆腐、充填豆腐それぞれの製造方法の違いから賞味期限や食感の違いが生まれるのですね!いずれにしても豆腐は、ヘルシーで安価なうえ栄養価も高く、世界に誇れる日本の食品です!

スポンサーリンク